プレゼントを送ったりするシーズンですね。御中元、お歳暮なんかは、日本の文化かな。アメリカでは貰った時に自分の気に入らないものだったら貰った方が返品交換できるようにレシートをつけます。かなり、ドライですね。笑
海外でもクリスマス商戦が始まっています。クリスマスシーズンは寒いけど、なんだか相手の喜ぶ顔を想像したり思い遣ってプレゼントを送ったりするので心は温かくなります。
私は、あまり自分のセンスに自信がないので、身につけるものはやめておきます。贈り物は、そうは言ってもこんなもの贈るのはどうかなぁとか、なら食べ物がいいかなぁとか、甘いものは、糖分気にしてるかもだなぁ、ビールは、酒呑みに拍車がかかるかなぁとか、生活様品なら可もなく不可もなしかなぁとか、色々考えてしまいます。
そんな事を考えるので、反対にいただき物はどんなものでも、色々考えて送ってくれたのかな、贈るまでの手間暇をかけさせてしまったなぁ、有難いなぁと思います。
英語でプレゼント(present)は、日本語では「今」です。今は、全て神様からのプレゼント。そう思って受け取ります。
返品のレシートを神様は付けていないのに、こんなの嫌だ、返品したいなんていうのは、これが一番よいと送ってきた神様のプレゼントである今を、断固として受取拒否しているみたい。なら、また別の機会に再送しますねって先延ばしになるかも。
今目の前にあることが、プレゼント。自分にとって辛い楽しい悲しい嬉しい、それは開けてビックリ玉手箱。
ただ神様の贈り物の中身に自分が色をつけている感じ。色は即消えますし、神様のプレゼントに悪いものなんてあるはずないんです。全部丁度良い。
悲しみも楽しみも過ぎれば、過去(past)。それを持ち続けず、流しながら、ただ今というプレゼントに絶えず感謝して、良い意味でドライに有難い、有難いと受け切り自分の糧にするだけだと思います。
子供の頃に心から信じていたサンタさんと今も心から信じている神様はプレゼント内容の幅が深く変化しただけで、実は似ている気がします。
サンタさんに変装して子供達のプレゼントを寝静まった部屋に置く、あのワクワク感。神様はそんな感じで今をそっと置いて目覚めを楽しみにしてくださっている気もします。