大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

津野山3人参拝

2021-12-28 05:44:00 | 神社仏閣

たった2泊3日の娘ひとりの高知旅行。ゴロゴロさせていいよー、と母に言いましたが、母が娘を津野山に連れて行ってくれました。


病み上がりの母に、大丈夫?って聞くと、お山の神様に○○(娘)を連れて来いって言われゆう気がするって。母も癌を治してもらったし何回行ってお礼をいっても言い過ぎは無いから、、と。


お言葉に甘えてお願いしました。


妹の車だと四駆なのでお山の上まで車で行けるのですが、お山の下から歩いて行くから、杖をついて娘に支えて貰いながら行くねと。(その道も元は無かった道ですから。全てに感謝です!)


いつも、私が支える!気質の母がそんな気弱なことを笑っていうはずはなく、私の娘に、おばあちゃんを支える事が出来るんだよとわからせたいのかな。そんな気遣いに母の優しさを感じます。

人の為に何かをすると、結局は自分の心が癒されるよって。


母から沢山写真が送られてきました。雲ひとつなかったようです。


以前、家族で行ったときは大雨でした。しかし、不思議とお山に上っている間だけ雨がぴたりとやみました。妹がいうには、その時は一週間ほど高知はどしゃ降りだったみたいです。


雨が止んだね、良かったね、と私は折り畳み傘を一本だけ持って車を降りてお山に上りました。30分位お山の頂上にいると、黒アゲハがひらひら飛んできたりしました。曇天ではありましたが、雲を見上げながら、娘はもう少しここでいたいなぁと言っていました。


お山から下りはじめて少ししたら、雨がまた降りだしました。ゆっくり下りるという娘に一本の傘を渡して、私と夫は急いで下りました。車に着いた時には私は全身ずぶ濡れでした。風邪をひくと思い後部座席で着替えました。


そんなお参りが前回でした。


今回はお山の神様が、快晴で母と娘を迎えてくれました。母の5センチもあった癌は、先日の検診で跡形なく消えていました。病院の先生、神様、全てに感謝。


娘は、お山に植える木を買って植樹したようです。良かった。お山に行く際、木の成長も楽しみになります。



母と先日電話で話をしていると、今回は夏にダウンした2人でお山に行ったと思ってたけど、悟くんが88箇所巡りした時の杖を母に置いていっていたようで、その杖をついてお山に上ったから、悟くんも一緒やったんやと言いました。


悟くんとは、従姉のご主人(津野山出身)で、歩き88箇所巡りを3回もしています。優しくていつも笑顔で、自分が辛くてもそんなこと見せず、大丈夫やからなぁ治るからなぁと言ってくれたみたい。その悟くんは、母の少し後に癌がみつかり、自分の事は言わず母を励ましつつ、自分は11月に旅立ちました。


悟くんはお山の話を聞いて、この夏に行きたいなぁと行っていたそうです。


お山の天気も雨になったり、晴れたり、人もダウンしたり、色々です。でも、雨のように降っても、地面に叩きつけるほど強く降っても、いつかは天に戻る。


そういう循環の中で人は自分の足で、時には誰かに支えて貰ったり、支えになった

にお世話になったりしながら生きるんですね。


お母さんお世話になりました。感謝。