近場のスーパーに行くと、友達とばったり会いました。長話ししながら、ふと自分のマスクすっぴんに気がつき、「あっ、すっぴん見られたぁぁぁ!」というと「大丈夫。大丈夫。〜」と大笑い。同じマンションで子供も同じ年頃。
私の娘も友達の娘さんも不登校を経験しています。私の娘の方が不登校先輩かな。笑
子供が赤ちゃんの頃からお互い遊んでいたから、気心知れてます。仕事していなかった時はしょっちゅう一緒にお茶したり映画いったりしていました。
彼女の娘さんの当時の話。随分休んでやっと登校しよう言い出した時に、ついて来てというのでついて行くと、学校の最寄りの駅の改札で、やっぱり無理と引き返したりが何度もあって辛かったなぁって言ってました。
娘さんは、女子グループの輪でいない子の悪口がすぐ始まり自分も言われてると思いはじめ、グループが怖くなっていけなくなったみたいと言ってました。
子供子供と思ってたのに、凄い考えるようになってたんだなと友達は言ってました。
その話を聞いた時、私は、○○ちゃん、凄いまともだよ!その状況がおかしいって気づく中学生って凄いよ、流されたりする子、知らんぷりが大多数の中、おかしいことをおかしいと感じる力を褒めてあげてね!場所を変えて良くなるかは賭けだけど転校の選択肢もあるしね、と当時は話しました。
というのも、私の娘の場合はいじめでしたから、娘は学校を転校しました。しかし、何が良いかはケースバイケース、答えがないように思っています。
感受性が強く傷つきやすい年頃にはいると、親の目の行き届かない世界で、大人になりきれてない年頃に、陰湿ないじめを経験し傷を残す子供達がいます。
感受性の強い子供達ほど、簡単に傷ついてしまいます。携帯のやりとりは簡単に心を痛めつけるナイフに変わります。私は娘の携帯を当時取り上げました。
いじめは駄目と言いながら、学校の先生も先生同士でいじめのようなことをしたりする時代。
いじめがどれだけ人を傷つけるか、集団ならなおさら。ネットもしかり。
今の時代、批判や悪口が溢れます。自分は自分で守る力をつけて欲しい。辛い事があっても、違う選択肢や考え方をして生きる力を持って欲しい。
色んな経験は、自分の糧と力にして欲しい。そして、痛みのわかる人になって欲しい。必ずその後の人生で役に立つ。
痛みは自然治癒力と時間薬で快復します。だからその辛い時に他に目を向けて命を守りながら、充電しながら自分を大切に。
いじめにより、その後不登校や引きこもりになる話はよくあります。人を信じられなくなったり、怖くなったり。
それなのに、いじめた方は、のほほんと忘れている。
集団になると、自分達の罪が薄まるとでも思っているのか?自分達を正当化したり、いじめられる方が悪いとか自己弁護をすることさえある。
集団でした時点で卑怯かつアウト。
話しを聞くたびに悔しい。
腹が立つ。
いじめの話を聞くと、いつも他人事に思えない。だから、そんな事する輩に負けない位、幸せになるって決めて欲しい。負けないで欲しい。
心が幸せな人はいじめをしない。
いじめがなくなる世界は、
人の痛みと自分の痛みに垣根がない人が溢れる世界。
心が温まり通い合う人が溢れる世界。
そんな世界がくるといいな。
そんな風に思います。