鯖江の東、国道8号線を超えた向こうでは、とても室内アンテナで地上波放送のテレビを見ることはできない。電波が弱くて、家の中まで届かないのだ。近所をよく見ると、屋根の高い位置に、さらに、1、2mほどのパイプ菅を伸ばして、UHFアンテナを取り付けている。
家によっては、強風に煽られたのか、アンテナを支えるパイプが折れ曲がっているが、出来るだけ高くして通り過ぎる地上波の電波を捉えようというのだろう。そんな光景って、テレビ放送が流行り出した、昭和40年代と同じじゃないか? 総務省のバカのお陰で、大勢がテレビを見るだけで苦労している。
で、ふっと考えれば、私のボロ車のパナソニックのカーナビは、地上スレすれで、10センチほどの鉛筆の芯ほどのアンテナで、十二分に地上波放送を(福井は四局、NHK2局、民放2局)映し出している。それって、オカシクない? 家のテレビも同様な機能を付ければ、写るんじゃないの?確か、ワンセグとか言ったなあ。
きっと何かあるぞ!