100%の降水確率の雨は、サラリーマンの帰宅時間か、夕方5時に降り出した。一日中、気が滅入るほどの、どんよりした暗い空模様だったが、結局、雨は降らなかった。
これだけ暗いと、ぼんやりテレビを見ているだけのワイフを誘って、佐野温泉。お昼はいつもの食堂で、暖かい蕎麦とおにぎり一個。風呂はガラガラに空いていた。食堂もお客がいない。コロナウイルスのせいかどうかは、わからない。なんと言っても、脱衣場に入った時、上がろうとする先客が二人いたのに、スリッパはゼロ。私が履いてきたスリッパは、先に出ていくおっちゃんが履いて行ってしまった。
そんな日帰り温泉だから、お客が流行に敏感なのでやってこないのかどうかは、わからない。新型コロナの検査は、陽性だと国費が出るが、陰性だと保険が効かないので自己負担で、6万円ほども費用がかかると、ワイフは噂話をする。ほんまかいな?
それなら、貧乏老人は検査しないなあ。