腹立たしいことに、気温が2度ほど緩んで、今日は一日中、降ったり止んだりの雪模様だったが、それが夕方から、北陸特有の湿った、本物の雪に変わって、ガンガン降り始めた。真っ暗になったし、日中、多少の雪下ろしや除雪に汗を流して、それなりに福井市民は多少、気を緩めているが、こりゃ、明日にむけて、一番要注意の積雪となりそうだ。
もう、夕方から10センチ以上は降り積もっている。この分なら、明日朝までに、50センチほど増加した積雪になるかもしれない。
レーダーを見る限り、今夜一晩中、降り続く。明日には、かなりお天気が回復するけれど、寒気の最後のスカしっぺのようだ。これで、かなり農業用や建築関係の構築物や古家などの、倒壊が起きる。
2021年1月10日（日曜日）：[ -1c/2c/100% 67K53F ]{ gut0650 } 小雪時々曇りのち時々はれ
相変わらず小雪が降り続くが、時々止んで、遠くの町の景色がすっきり見える。この3日ほどは見れなかった景色だ。どうやら、寒気の流れ込みのピークが過ぎようとしているのだろう。ただ、午前中いっぱいは、まだ、まだ、完全には降り止まない。要注意。時折、大きな雪片が激しく舞い落ちる。
それにしても、実に静かな日曜。福井県は富山県と共に、自衛隊に災害派遣を要請した。各地の幹線道路に車などが立ち往生し、身動きが取れずに救助要請も多い。県は知事がしっかりしている。しかし、お膝元の福井市は都市機能が麻痺して半身不随状態になっているが、積極的な対策は皆無で、大雪の陣頭指揮をとるべき市長は、多分、除雪費用の心配で電卓片手に、あの大柄な体を曲げて布団に潜っている。ほほほ、それも悪くない。
1ｍを超える積雪は、昨夜あれほど降り積もったのに、嵩は増えていない。気温の緩みと共に、すでに降り積もった軽いフワフワ雪が沈み込んでいるので、数字ではない重みが増している。
どちらにしても、今日の午後から、明日にならないと、福井市の本格的な除雪も始まらない。じっと待つしかない。午後には福井市の成人式があるらしい。他の市町村では、延期や中止だというが、立派な福井市は初志貫徹。誰が、どうやって出かけていけるのだろう？
