この「映画・音楽・・・パッケージ」という、カテゴリーをつくったのは、
映像の一シーン、音楽の一フレーズが、
個人の身体の奥に染み付いているだけではなく、
本のようにパッケージとして、記録され、流通し、個人が所有しているからです。
コトバが、歌や物語として、人から人へ伝えられ、
文字に刻まれ、印刷され、
一人一人が読み書きができ、記録をもつことができた。
文字・印刷文化の時代が続いてきた。
しか . . . 本文を読む
また、「座頭市」 北野武 監督 を観た。
田んぼでの鋤の音、マキを割る音、歩く音、・・・
それぞれがリズムとなり、小気味よく身体を揺する。
その音が、踊りが
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の
工場の機械音、レールの継ぎ目を渡る貨車のリズム
などを思い起こす。
一方では、戦いまでもがリズムを刻み、
他方では、裁判での証言や絞首刑への108のステップさえ、
リズムし、歌にしてしまった。
身体の . . . 本文を読む