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現代のアート講座:ダダからシュールレアリスムへ

2012-02-20 20:41:26 | 映画・音楽・・・パッケージ・メディア
2月17日、銀座2丁目の若山美術館で開かれた
現代美術講座 「今日の現代アートはどのようにもたらされたのか」
講師:小倉正史 (1934年生、美術評論家)
を受講しました。
私の卒論が、(建築のための)「ダダ・シュールレアリスム ノート」でしたので、
この日のテーマ’マルセル・デュシャン、ダダ’は、はまりすぎ。
おかげで、チューリッヒ・ニューヨーク・ベルリン・ハノーファー・ケルン・パリと、各地のダダの背景と作品を同時に俯瞰できました。
ビジュアルに残された作品は、運動としてのダダの断片。
残され得なかった、時代・社会・個人の表現を想像してゆくこと自体が愉悦です。
同時に、若山美術館の明治以後の大衆印刷メディアには、日本が受け入れようとしてきたようすが伺えます。
 
さて、次回の講座は、3月9日、’シュールレアリスム’。
文学的表現が多かったパリ・ダダから、フロイトの心理学的方法へ、運動から手法へと舵が着られたコーナーに、デュシャンが立っていると、思いこんでいます。
ちなみに、(建築のために)取り組んだノートは、自身の身体に体験させてその記録を分析しようという、身体の自動筆記。今の、映像取材も、常識に反した、自動筆記のようなベタな撮影から、何を感じたのか広い起こす作業。
まだまだ、模索が続きます。
 
予告記事
 

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