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支援イベント、チャリティーは、一過性のブームなのか?

2011-04-29 09:46:22 | 暮らし・街・環境


被災49日も過ぎ、恐怖に縮こもっていた気持ちも、ゴールデンウィークと、溶け出してきた。
震災被災者への支援イベント、チャリティー販促なども、今たけなわ。
これが一過性のブームなのか?販促の名目なのか?

いや、これは、’時間消費’から、’関わり消費’へと遷ってきた現象ではないか?

今までの個人に軸を置いた、オンリーワン、違いを顕示する差別化消費から、
対象との関わりを消費する関わり消費への現象だと、捉えられないだろうか?

いやー、それも、自己顕示のネタだといってしまえば、それまでだけど、
天災・人災などへの恐怖感は、日々の余震・放射能汚染・電力不安などで、持続中。
何か行動に移して、不安を解消し続けようという気持ちは、当分つづくのではないか?
思い返せば、この20年の通信費の増加は、その関わり消費の始まりだった。
さらに、元をだどれば、伴に身を守り・地域を守る自覚が無かったこの戦後、
社会を意識し直す刻が来たのかもしれない。

それは、ピラミッドのような位階社会でも、分散した大衆社会でもなく、
空気中の水分が結露してできる固まり、
つまり雲の生成・消滅のような共感しあう社会だ。
’クラウド社会とでも名付けようか?



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