是枝裕和監督は、ドキュメンタリーを重ねてきた人とのこと。
『誰も知らない』も、現実の事件を題材に、
シナリオは目に焼きついた写像で組み立てられている感じ。
ロケ地も現実の引用だし、配役は映画に生きているようだ。
柳楽優弥がクランクアップで涙を流し続ける。
12歳、頼る人が誰もいない映画の子供達の長男を生き、
初めての映画の主役を生き、その耐えてきた重さを感じてしまう。
同監督の『幻の光』のDVDには、
主演の江角マキ子が是枝監督と能登のロケ地を訪ねる映像があった。
モデルから、初めての映画出演。
あのロケの漁村に向かう語りでは、懐かしいと同時に、怖いとも言う。
もっと広いと思っていた漁村、廃墟にもどっていたセットの家、
行方不明のムクムク(野犬)、戻れない過去。
石井克人監督は、アニメ・CMなどを重ねてきた人とのこと、
一人一人のキャラやエピソードが、
身につまされ、面白く、
つまり、可笑しい。
『茶の味』のメーキング
スケッチを膨らませて、絵コンテができ、
山と河のあるロケ地探し、家のセット、配役、衣装・・・
そして、エピソードが動き出し、シーン、形、線、
スタッフや出演者は、描き重ねられる絵コンテから、
捉え、迷い、たどりついたものを「正解」とする。
エピソードは、キャラの表出、
吹っ切れた境地の”おじい”、
アヤノとアキラの失恋の気まずさと想い置き、
ハジメの初恋、転校生への想い、
逆上がり、小さな不安と広がる喜び、
観る人それなりの体験に触れられる。
映像は、ハジメの息遣いからはじまり、
河を渡る電車が、額から空へと登る。
そして、桜花、挿まれる山々の緑・霞、雨、
そして、最後に一人一人見上げる夕空の雲。
”東京生活”から「お帰りなさい」と、
茶の味が笑う。
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『誰も知らない』も、現実の事件を題材に、
シナリオは目に焼きついた写像で組み立てられている感じ。
ロケ地も現実の引用だし、配役は映画に生きているようだ。
柳楽優弥がクランクアップで涙を流し続ける。
12歳、頼る人が誰もいない映画の子供達の長男を生き、
初めての映画の主役を生き、その耐えてきた重さを感じてしまう。
同監督の『幻の光』のDVDには、
主演の江角マキ子が是枝監督と能登のロケ地を訪ねる映像があった。
モデルから、初めての映画出演。
あのロケの漁村に向かう語りでは、懐かしいと同時に、怖いとも言う。
もっと広いと思っていた漁村、廃墟にもどっていたセットの家、
行方不明のムクムク(野犬)、戻れない過去。
石井克人監督は、アニメ・CMなどを重ねてきた人とのこと、
一人一人のキャラやエピソードが、
身につまされ、面白く、
つまり、可笑しい。
『茶の味』のメーキング
スケッチを膨らませて、絵コンテができ、
山と河のあるロケ地探し、家のセット、配役、衣装・・・
そして、エピソードが動き出し、シーン、形、線、
スタッフや出演者は、描き重ねられる絵コンテから、
捉え、迷い、たどりついたものを「正解」とする。
エピソードは、キャラの表出、
吹っ切れた境地の”おじい”、
アヤノとアキラの失恋の気まずさと想い置き、
ハジメの初恋、転校生への想い、
逆上がり、小さな不安と広がる喜び、
観る人それなりの体験に触れられる。
映像は、ハジメの息遣いからはじまり、
河を渡る電車が、額から空へと登る。
そして、桜花、挿まれる山々の緑・霞、雨、
そして、最後に一人一人見上げる夕空の雲。
”東京生活”から「お帰りなさい」と、
茶の味が笑う。
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切な過ぎますよね。
事実に基づいてるってのが信じられない。
私だったら生きていけない。
強くなりたいと思いました。
おせっかいかもしれませんが「誰も居ない」になってますよ~!
また遊びに来ます^^。
ありがとう。
この良い間違い、いや書き間違いは、
かなり本心をついていて、
”誰も知らない”は、”誰にも知られない”へ、
そして、”誰とも関わりあえない”と、
妹とすら思い出と一緒に分かれてゆく気分なんでしょうね。
では、これからテーマと本文の訂正をします。
また、遊びにきてください。
ps)『Lost In Translation』は、”誰も居ない”という感じの映画でしたよ。