のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

新コーティングフルート、突然のデビュー

2007-09-08 | KA
 フルートのコーティングが、一度使うと剥がれてしまう日が続いていました。そのため、毎日新しいフルートのデビューがあり、神経を使っていました。でも今週頭には、コーティング材料の缶を新しく開け、それを使ってコーティングをし直したという、いい状態のフルートを受け取り、毎日続けて使うことができていました。
 安心していたところに、昨日、「剥がれにくい新しいコーティング材料を塗ったフルートを明日の本番で試して欲しい。それが大丈夫なら休暇中にきれいに作り直すので。」と、突然言われました。慎重な私は昨日のショーの後、今日のショーの前に納得するまで試して、今日の本番を迎えました。大丈夫なのだから気にしないでやろうと思っても、手触りが、色が違うので、気になります。さらに、トレーニングルームと舞台の上ではライトの状態が違うからでしょうか、思っていたよりも滑りました。
 終わってから観客席からのフルートの見た目を訊きに行きました。コーティングが白濁しているので、“フルート”ということがあまり見えないということで使用続行不可。そのため2回目のショーは今まで使っていた安心できるフルートを使えました。休暇前の最後のショー、落ち着ける要因が一つ増えました。そして、この回はいつも冷静に温かく見守ってくださる方をお客様に迎える回でした。あとはもう、彼らに身を任せるように舞台に立ちました。
 お蔭でいい舞台ができました。今日が最後のヤチンにも思いを込めて踊ることができました。
 終わってからお客様とお会いし、明日から休暇という開放感の中で楽しいひとときを過ごしました。