レッドロックカジノのバフェで

　何度もラスベガスを訪れていらっしゃるお二人と、どこでお食事をするのがいいのか考え、浮かんだのがタウンスクエア。ストリップ通りの南に新しく出来たショッピング街です。
　向かう途中、レッドロックに行きたいという希望があることが分かり、方向転換。そして、その前にレッドロックカジノで昼食をとることになりました。ここへは映画を観に来たことはありますが、食事に来るのは初めてです。
　レストランを見て回り、結局バッフェへ行くことになりました。平日の昼間ですが数名が並んでいました。中はかなり広く、空席もたくさん見られますが、従業員の数が足りないのかもしれません。そして、偶然、友人の旦那さまとそのご両親が後ろに並んでいるのを見かけ、少し話ができました。
　席を案内され、いよいよ料理を取りに。私は何があるのかとりあえず歩いてみました。中央にサラダ、スープ、果物、パンが。正面は、左端のお寿司から右端のデザートのセクションまで、横にまっすぐ広く、アジアン、メキシカン、アメリカン、イタリアン、バーベキューなど豊富に料理が並んでいました。シーフードは少なめ。料理を取るところの混雑はなく、天井が広いこともあるからでしょうか、ゆったりとした空間を感じられます。
　私はあるもの全部を試してみたいので、お皿に少しずつ載せて何度も取りに行きましたが、やはり全ては試食できませんでした。でも頂いたものは全ておいしく、デザートセクションが充実していて、８種類ぐらいのジェラートがあるのも嬉しかったです。

　気になったのは、話の中で出てきたKAの感想。やはり、始まったころに比べて心に響く部分が減ってきているようでした。始まったばかりの頃のショーをご存じの方から良く聞かれる感想であり、私も気になっていることであります。
　変更は進化を狙っての変更です。以前と違ったものを観た時に、感じるものが好きか嫌いかという違いが出てくるのは当然で、それがその人にとって嫌いというものになったとしても、それは退化したということではないのでしょう。でも、“シルクドソレイユ”のカラーを出そうと変化させていることが、KAを進化させているのかはわかりません。それがKAの色を失うことにならないよう、ひたすらに願います。