のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

今年、そして彼女にとって初めて

2008-04-18 | KA
 二回目のショーの前、ステージマネージメントに呼び出され、何かと思うと手紙が届いていました。
「そうだよね、そうだよね、頑張ろう。」
 自転車で転んだ身体の痛みがほぼなくなり、身体が元気になったところに、届いた手紙に心まで元気にしてもらい、気持ち良くショーに向かいました。
 身も心も軽く出番をこなし、踊る場面、キャプティビティの前の待機場所へ行くと少し様子がおかしいよう。モニターを見ると、曲と場面が一致していません。大きな舞台、クリフデッキが止まっているようでした。ステージマネージメントに確認すると、遅れているとのこと。その場所で待機という指示でした。客席にもショーを一時停止することのアナウンス。私は少し嫌な気がして、すぐにジャケットを取りに行きました。それから身体を冷やさないように動いて待っていましたが、舞台はどうも動きそうにありません。最近、ショーが止まっても、直して再開できることが多かったのですが、今日はキャンセルになってしまいました。
 みなは大喜び。私は影絵の時にとても喜んで下さっていたお客様のことを思い出すと、申し訳ない思いでした。そして、気持ちの良い心身がどう舞台で動くのか見つめることもできず、頂いた良いエネルギーを舞台に持って行き、みなさんにお裾分けすることもできずに残念でした。
 サルティンバンコから移ってきた、更衣室の席が私の隣のアーティストが、「サルティンバンコではキャンセルなんて一度もなかった。」と、とても驚いていました。私達、これでもキャンセルの頻度は低くなってきています。