のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ありがとう、エリカ

2008-04-30 | メディア
 舞台に上がって行く直前、今日双子の女の子役のエリカに「グッドショー」と声を掛けると、彼女は「あのね、今日インタビューがあったの。その時『ショーの中で一番素晴らしいと思うところはどこ。』と訊かれたので『ノリコ・タカハシ。』と答えたのよ。」と早口で言い、「グッドーショー。」と言いながら出て行きました。
 今日はそのことを何度も思い出しながら舞台に立っていました。
 ショーが終わってから、エリカにもう一度お礼に行きました。彼女はハグを求め「そう言うことは本当に自然で、すぐに出てきたわ。『彼女はチャンピオンだから一度観ると単にすごいと思うかもしれないけれど、二回観ても三回観ても四回観てもその時々にその細かな表現が伝わってきて味わえるのですよ。』とインタビュアーに話したら『ふーん。』と興味深そうにしていたわ。」と。
 エリカはさっぱりしている女の子。でも心の中の温かさをいつも感じます。


 4月30日付の産経新聞、文化面に掲載して頂きました。