のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

白髪の紳士

2009-04-29 | KA
 一回目のショーが終わりカツラを外しに向かう途中、一人の男性が私の方をちらっと見て、優しく微笑みながら親指を上げて下さいました。ショーを楽しんでいただけたことが分かり、嬉しく思いました。
 衣装を脱いでから、フルートの調子を見に行くと、その方にまたお会いすることができました。そしてお声を掛けて頂いたのですが、彼は両手を胸の前で握ると、あとはもう胸がいっぱいで言葉にならないようでした。お気持ちがとても良く伝わってきて、そしてまた、私もうまくお礼を言う事ができませんでした。
 優しい微笑みを胸に、二回目もまた気持ち良く舞う事が出来ました。