のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

砂なしビーチ

2010-12-10 | KA
「ノリコはベジタリアン?朝早いからと思ってみんなに買ってきたのよ。」
 ジェニファーは、いつも人に優しく、気が利きます。イングリッシュマフィンサンドを買って来てくれました。ソーセージが入っている方がおいしいと言って、私がベジタリアンではないのが分かると、そちらをくれました。
 イベントのお手伝いの為にお化粧をしながら、クリスマスの飾り付けの話。お掃除の人に申し訳ないので、今年はきれいに剥がれる飾りつけにしたと。大人になりました。
 朝十一時半までにお化粧を終え、衣装に着替えてカツラをつけて出発しました。出掛けた先には、自転車がたくさん並んでいました。そして、ラジオ局の方とテレビ局の方。
 車を開けると、たくさんのクリスマスプレゼントがこぼれおちました。それを私達は袋に分け入れました。シェリーとジェニファーは、キャラクターになって何かをするこういうお仕事に慣れているので、たくさん助けてくれました。DJをしていた人は、駐車場に作られたステージというよりももっと高い位置にいらして、そこにはテントがあり、そこで九日間過ごすそうです。
 テレビカメラの前でMGMの方が話している時、私達は周りでキャラクターになって賑やかしていました。私は、シェリーの隣にいたのですが、彼女は、そこはテレビ画面に入っていないだろうと自分の位置を譲ってくれ、しかし自分の行き場所が無くなって、後ろで飛び跳ねていました。
 身体を動かして、フルートを持って踊り始めると、何とも身体の硬いこと。自分で感覚がなくて、これほど身体が動かないのは珍しいです。もう一度身体を動かしてから通すと、少しは良くなりましたが、胴体が全然動いていない感じでした。
 本番は、少し力強くなってしまった気がしますが、胴体も動きました。
 今日から砂のないビーチのシーンです。少し残念ですが、このシーンが全く抜けてしまうより、良いと思います。
 二回目は満席に近いほどお客様が入っていました。そして、最後はたくさんの方がお立ちになって拍手を送って下さいました。