山頭火つれづれ-四方館日記

放浪の俳人山頭火をひとり語りで演じる林田鉄の日々徒然記

水を渡つて女買いにゆく

2004-11-04 12:23:45 | 文化・芸術
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山頭火のモノローグ

わしは気を紛らすためになんとはなしによく石を拾う。
そのついでに、白粉の空き瓶を拾った。
「クラブ美の素」というレッテルが貼ってある。
洗っても洗っても、ふくいくとしてにおう、
――なまめかしい、なやましい匂いだ、‥‥ 
夢精! ―― きまりわるいけれど事実だから仕方がない。


昭和七年、この年の性欲処理は六回だった。
内二回不能、外に夢精二回。呵、呵、呵、呵、――


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