昨日、無事に三富サスティナブルライフ展が終了致しました。
ご来廊くださった皆様、ありがとうございます。
参加してくださった7名の作家さん、写真やジオラマを貸してくださった川越農林振興センターの皆様にも感謝致します。
ありがとうございました。
ラストを飾ったのは、初日から延期になっていた、グリーンウッドワーキングの椅子作りです。
2日間、4名の製作を織り交ぜてご紹介致します。
グリーンウッドワーキングって、聞きなれない方も多いと思いますが、一般的に木を加工する場合は、よく乾燥させてから加工するのですが、グリーンウッドは、生の木を加工してから乾燥させることです。
差し込んだり、組み合わせたりする木を事前に乾燥させていれば、組み上げて、生の木が乾き縮むと、釘や接着剤を使わなくても抜けなくなるという気の特徴を活かしたワークショップとなりました。
スタートは、角材から丸い脚(円柱)を削りだすことから。
実は、この作業が一番時間がかかるのです。
途中、刃物を変えて、4~5時間かけて削りました。
削りカスもたっぷりです。
次は、皆さん、一番苦労や緊張したという穴あけ作業。
電動工具は使わず、全て手作業で進めていきます。
穴あけが済んだら、いよいよ組み上げです。
今までの作業のストレス(じゃないかもですが)を発散するかのように、ガンガン、カンカン打ち込みます。
離れた所に居ても、音が聞こえてくるほどです。
いよいよ座面編みかと思ったら、ここから、さっき削った脚の面取り。
ちいさな刃物でコリコリ。
さぁここから座面です。
見本以外の色も選べたので、色が違いうとグッと個性がでてきますね。
編み上げて、終わりかと思いきや、まだ、張りが弱く緩んでいるので、丁寧に占め込んでいきます。
遂に完成。
10時からスタートして、予定では17時まででしたが、2日間共、外は暗くなり、時計は19時を過ぎていました(笑
講師の諸橋さん(工房双葉)も反省してました。
頑張って、皆さん無事に完成。
苦労して作り上げた椅子は、一生の思い出になったと思います。
すでに軽くは座れますが、一週間くらいは、陽の当らない場所で乾燥させてから、本格的に使う事ができます。
自分なら、先ず呑みますね。
たぶん、乾燥中も眺めながら呑みますね。
気になった方は、次の機会に参加してみませんか?
まだ、予定は決まっていませんが。
次のワークショップは、2月に開催して、すぐに満席になってしまって、悔しい思いをした方も多かった「錫皿」つくりです。
5月21日・22日に予定しておりますので、気になる方は、数日中の内に詳細をお知らせ致しますので、期待して待っていてください。
ギャラリー樟楠