仁城さん親子の椀には、一部に木が生きてきた証のような節があるモノもある。
木の命をもらって、削り出し、漆さえ塗れば、椀として用を担ってくれるのに、見た目が気になるからと弾いてしまっては、木に申し訳ないという思いからである。
もちろん、きれいな方が良いという方が多いが、中には、自分らしく良い、こうゆう方が好きと言っていただける方がいるのがうれしい。
ただ、気が付かずに求めてくださって、自宅に帰ったら、傷物だったということは避けたいので、うるさく思われても言い続けています。
皆様も、手に取って見ていただいて大丈夫ですので、じっくり、ゆっくり、吟味してください。
本来の季節に追いついたように、急に寒くなってきました。
残り、2日の展示期間になりました。
どうぞ あたたかなお召しものでお出かけくださいませ。
ご来廊お待ち申し上げます。
木と漆のうつわ
仁城義勝 仁城逸景
11/24(日)まで
11:00-18:100(最終日16時まで)
ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町1-147
048-641-9156