ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

アルピーノ村 銀花&樟楠 ギャラリーからのおたよりです。3018.3.13

2018年03月17日 10時11分58秒 | マダムとし子から


アルピーノ村 銀花&樟楠 ギャラリーからのおたよりです。3018.3.13
 
素敵屋さん前のミモザ、3代目です。いつも雪が積もって枝折れして枯れてしまっていました。
今年の雪の日、しっかり雪落としをしたので、3月 見事に黄色の花 たくさん咲かせてくれました。
春の訪れ。
雪の下から 福寿草、水仙も黄色の花、忘れな草(勿忘草)の青い花も咲いています。
レストラン前では、昨日、てっぺんの白木蓮(ハクモクレン)が1つ咲き、春です。
 
扨て、来年、アルピーノは50周年。
赤い三角屋根の木造のレストランでスタートして、今のアルピーノ村になりました。
お医者さんだった、ひいおじいさんの隠居所だった家が、今、樟楠ギャラリーです。
どのお店も素材の持ち味を最大限に引き出し、心地良い食後感を ご提供するのがモットーです。
古い建物の厨房の1日10分遅れる柱時計。今、姿を変えてダイニングで時を刻み続けています。
屋根を支えた 杉の柱も2本フロントで皆様をお待ちしています。
レストラン入り口の「芽吹き」の絵は、その杉の木を額縁にして、建物の下の地面の土を使って
兵庫県の椿野浩二さんが1枚の絵に仕上げてくれました。
28年間の思い出をいいぱい詰め込んであります。
フレンチご利用の折、ご覧になってくださいませ。
 
50年、たくさんの皆様をお迎えして、たくさんのスタッフが各々の若い日々を過ごし巣立ちました。
きっと、皆んな どこかで腕を奮っているはずです。
 
食事はしあわせです。
 
料理人たちもサービスマンたちも お客様のご愛顧で、腕をあげ、夢を育みます。
そして、gらラリーは レストランで働く私たちに勇気をくれます。
これからも応援 おねがい致します。
(阪 とし子)
 
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■ ギャラリー樟楠 ■
3/21からの展示情報 





dark&black 黒いうつわ展
2018.3/21(水)-4/1(日)

池田大介
仁城逸景
船串篤司
田村一
町田裕也
沼野秀章
村上雄一
木村勲

詳細

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■■ 銀花ギャラリー
3/30からの展示情報



Secret Garden ~秘密の庭~
平野貴子 版画展

2018.3/30(金)~4/16(月)
 
詳細

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■ ギャラリー樟楠 ■
4/7からの展示情報



-鳴音- 春の森へ
2018.4/7(土)- 4/22(日)

前沢泰史 / 木彫
山本 彌 / 繊維造形

詳細

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梅の花も終わり、ミモザも盛花を過ぎましたが、スモモや水仙、沈丁花が次々と咲きはじめました。
もうすぐ桜の季節ですね。
無事に冬越しのできたミツバチ達も、毎日 元気に飛び立っています。
 
樟楠で開催中のそえる漆展、この週末は、秋田県や高知県から作家さんが登場します。
お時間がありましたら、庭に咲く花、芽吹き始めた新芽と共に、ご覧いただけると嬉しく思います。

銀花ギャラリーでは、藍染めの服や手織りのストール、あたたかな印象の陶器が並ぶ
3人展「春の風に包まれて」も開催中です。
白木蓮の花が散る前にお出かけください。
宜しくお願い致します。


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大塚友野さんのそえる漆

2018年03月16日 19時54分58秒 | ギャラリー樟楠
大塚友野さんのそえる漆
 
埼玉県出身の大塚友野(YUUNO)さん。
東京藝術大学美術学部工芸科漆芸専攻を卒業された後、香川県漆芸研究所でも漆の勉強をされました。
現在は、高知県の山奥にイヌとウサギと共に生活しながら、制作活動をされています。
 
斬新は印象を受ける作品ですが、実は伝統的な漆の仕事を大切になさっています。
 


我が家でも愛用している板皿は、木地の加工もご自身でされています。和菓子をのせたり、季節の葉物、枝豆や空豆などを食す時に素材の色を惹きたててくれます。
手に取りやすいように、縁の裏側に加工がされていて、少し浮いたような印象も気に入っています。





表面のグラデーションは、何層かに塗られた漆を砥石で研ぎ出して付けられています。マットな印象ですが、研ぎ出されているので、角度を変えて見ると、鏡面仕上げのように食材を写し込んでくれます。ツルツルの手触りも心地良いのです。
 


皿や蓋物、初挑戦の酒器などは、乾漆で作られています。
乾漆って聞いたことがないという方もいるかもしれませんが、麻布や和紙を漆で貼り重ね作られています。昔の仏像なども乾漆で作られたものが多いのです。
高知県に在住の友野さんは、土佐和紙と麻布を組み合わせて作られています。
板皿と同じようにグラデーションが表現されたものと、高知の自然に暮らす動植物や昆虫(友野さんは昆虫GIRL)が描かれたものがあります。
この絵も下地に描かれていて、砥石を使って研ぎ出されています。表面に描かれた表情と違い、掠れ具合などもじっくり楽しんでほしいです。



また、研ぎ出さずに仕上げた皿もあります。うっすらと浮き上がる仕上がりの美しさも良いものですね。


 
茶托や茶杓、蓋置などの茶道具も手に取ってじっくりとご覧いただきたいです。




 
会期は、残り2日、17日(午後~17時)、18日は、高知県より友野さんが在廊されます。
漆のこと、細やかな仕事のこと、高知での暮らし、生き物のことなど、楽しいお話が聞けると思います。



ご来廊 お待ちしております!
 
 
 
暮らしにそえる 食卓にそえる からだにそえる
そえる漆展

大塚友野 / YUUNO 3/17(午後)・18 在廊
髙橋睦 / 夢積工房 3/17在廊
坪井理子 / riuru 3/18在廊(午後)

2018.3/3(土)- 3/18(日)
11:00-18:00(最終日16時まで)火・水休み
 
ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町1-147
TEL 048-641-9156
 
 
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ミツバチの巣箱替え

2018年03月14日 12時06分41秒 | 樟楠養蜂所(アルピーノ村 ギャラリー樟楠)
ぽかぽかの春陽気。
今朝は、ミツバチの巣箱替えです。



冬越しでお世話になった巣箱は、寒気の流入を抑えるために入り口を狭くしてあったので、ゴミやダニの死骸があります。
また、毛布や発泡スチロールで囲っていたため、湿気もこもっていたのです。
 
冬場に寝かせておいた巣箱をバーナーで焙って熱消毒して、いざ巣箱替え。



巣箱の中では、すでに卵も Cちゃん(孵化した幼虫が、ハニカムハウスの中にいるとアルファベットの「C」に見えるので、樟楠養蜂所では Cちゃんと呼ぶ)もいっぱいで、無事に冬越しできたのだと嬉しくなります。
そして、早くも王台(新しい女王様を育てる部屋)も発見!



まだ群れが大きくないので取ってしまいましが、こちらも嬉しい発見です。
女王バチも元気でした。



どこにいるか分かりますか?

まだ、蜜は少なかったのですが、花粉も卵もCちゃんも多かったので、勢い余って巣箱も2段にしてしまいました。
少し様子を見て、また1段に戻すかもしれませんが。


 
ミモザの花をそのまま持ってきたような花粉を付けて帰ってきたミツバチちゃんです。
 
 

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戸惑う調理人。

2018年03月12日 22時15分31秒 | 日本茶喫茶





フレンチのコックさんや、パティシエも抹茶点てに挑戦。



生クリームを泡立てるのとは違うのだよ(笑
 
 
次回のバイサオウ 日本茶カフェは 3/23~25。
 
 
ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町1-147
TEL 048-641-9156
 
 
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本日、茶カフェ開催中

2018年03月12日 11時25分30秒 | 日本茶喫茶
本日、茶カフェ開催。





風が強いので、花粉対策を万全にして、お出かけください。
11:00~18:00(17:30 L.O)

次回は、3/23・24・25 で~す。

 

 

ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町1-147
TEL 048-641-9156


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リム皿とフリーカップ。

2018年03月11日 15時42分15秒 | ギャラリー樟楠
髙橋睦さんのリム皿と湯呑。



現代の暮らしでも使いやすいように、リム(縁)の付いた平皿です。



留め塗りや朱塗りのほかに、リムの色を塗り分けたものも届いております。



木地の材は栃なので、とても軽く、扱いやすいです。
サイズは、4寸、5寸、6寸の3種。



銘々皿として取り分けにも、和菓子を楽しむのにも、焼き魚や新芽の天ぷらを盛りつけても良いですね。
 
 
ケヤキ材の湯呑(フリーカップ)もあります。



うっすらと木目の見える木地呂塗りのカップは、高台に色漆を添えて。拭き漆と拭き漆にドット柄も。
木は、熱の伝わりが鈍いので、熱い飲み物を煎れてもすぐに持てるうえ、保温性も高いのです。
冷たい飲み物を入れても汗をかきにくいんですよ。
 
 
 
 
暮らしにそえる 食卓にそえる からだにそえる
そえる漆展

大塚友野 / YUUNO 3/17(午後)・18 在廊
髙橋睦 / 夢積工房 3/17在廊
坪井理子 / riuru 3/15・18在廊(午後)

2018.3/3(土)- 3/18(日)
11:00-18:00(最終日16時まで)火・水休み
 
ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町1-147
TEL 048-641-9156
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髙橋睦さんの そえる漆(椀)。

2018年03月10日 19時25分22秒 | ギャラリー樟楠
髙橋睦さんの そえる漆(椀)。
秋田県美郷町に工房を持ち、岩手県産の漆を使われています。
岩手県八幡平市安代にある安比塗漆器工房の漆工技術研究センターにて2年間の修業と1年の制作活動を経て、地元に戻り「夢積工房」として活動されています。
昨年、工房も訪ねさせていただき、楽しいお話もいっぱい聞かせていただきました。
 
さて、椀の話ですね。
大きく分けると3種類の椀が届きました。



丸みを帯びた椀は、4寸と子供椀、すこし腰を落とした煮物椀。煮物椀は、留め塗り、朱塗り以外に色漆を使った白もあります。


 
 


口縁が外側に少しだけ広がった羽反椀。
こちらは、色漆を使った絵付けがされた可愛いものも届いています。
 
 


そして、丸みを抑えた飯碗。



飯椀は、拭き漆と絵付けされたものが中心ですが、米粒が張り付かなかったり、シャープな口当たりが特徴で、一度使うと陶器の飯碗(木は椀、陶は碗)が使いづらく感じてしまいそうです。
 
 
髙橋さんは、木地師ではないので、自らデザインした椀を岩手県紫波郡矢巾町にある horimoku (ホリモク)さんに轆轤を挽いてもらっています。
特徴としては、腰から高台にかけて曲線が変えられているところです。椀全体の丸みは、手に包むと心地良く、高台の反り上がるような曲線は、手に取る時に指に馴染みます。





ドットや市松模様、木や葉が描かれているものもあり、漆って扱いや手入れが大変だと思っている若い使い手たちに漆への入り口として、一度 手に取っていただきやすいと思います。
大変なことはなく、ちょっと優しくしてあげるだけで良いんですよ。
3年、5年と使えば使うほどに磨かれて、どんどん艶が良くなります。
怖がらず、普段使いしてみてください。
 
工房の様子は、会期中にご紹介いたしますが、作家さんの顔も見たいという方が多いので、ちょっとご紹介しておきます。


夢積工房 髙橋睦さん

DMには記入がありませんでしたが、17日(土)に在廊予定です。ぜひ、楽しいお話を聞きに来てください。
 
 
 
暮らしにそえる 食卓にそえる からだにそえる
そえる漆展

大塚友野 / YUUNO 展示後半に在廊予定
髙橋睦 / 夢積工房 3/17在廊
坪井理子 / riuru 3/15・18在廊(午後)

2018.3/3(土)- 3/18(日)
11:00-18:00(最終日16時まで)火・水休み
 
ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町1-147
TEL 048-641-9156
 
 
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湖水色のうつわ。

2018年03月09日 19時18分03秒 | 日々
日が暮れて、また気温が下がってきましたね。
こんな日は、あたたかいグラタンが恋しくなります。



シンプルにベーコンとアスパラのグラタン。
玉葱もたっぷり入っていますよ~
 
うつわは、3/21から開催するうつわ展「DARK&BLACK」にも参加してくださる、村上雄一さんのオーバルスープ皿OV300。
湖水色と名付けられた釉薬は、オーブン対応(OV300)です。
焦がしたチーズの色が良く映えます。
 
 
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春の風に包まれて 藍染め、織り、陶の3人展がはじまりました。

2018年03月09日 18時31分09秒 | あるぴいの銀花ギャラ...
春の風に包まれて 藍染め、織り、陶の3人展がはじまりました。






 
岡山県から春の風にのって登場した大森洋子さんは、楽しいをテーマにリネンを中心に、藍染めや生成りの洋服を仕立てています。



カラフルなエプロンも登場。
 
 
春風のように優しく軽やかな田村道子さんの手紡ぎウールのマフラーとショール。



落ち着いた色合いで、コーデの幅も広げやすく、春先の今、出番の多いアイテムです。
 
 
日々の暮らしにそっと寄り添う橋本麻耶さんの優しい色合いのうつわから、春の新芽を包む大地の香りが広がります。



半磁土の白いうつわは、清潔感のある澄んだ白。
植物の緑を惹きたてる植木鉢も届いています。

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春の風に包まれて

大森洋子
田村道子
橋本麻耶

2018.3/9(金)- 3/25(日)
11:00-18:00(最終日16時まで)火・水休み
初日作家在廊

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あるぴいの銀花ギャラリー
さいたま市大宮区北袋町1-130-9
048-647-2856
 
 
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お着物姿で在廊中。

2018年03月09日 14時14分34秒 | ギャラリー樟楠
なかなかスッキリしないお天気ですね。
 
本日のそえる漆展には、小川町の和紙に漆と箔を使いアクセサリーを制作されている riuruの坪井理子さんが在廊してくれています。



落ち着いた色のお着物にもアクセサリーが良く似合っています。



箔の輝きも上品で、軽やかで優しい揺れ方も素敵。
 
 
 
暮らしにそえる 食卓にそえる からだにそえる
そえる漆展

大塚友野 / YUUNO 展示後半に在廊予定
髙橋睦 / 夢積工房 3/17在廊
坪井理子 / riuru 3/9・18在廊(午後)

2018.3/3(土)- 3/18(日)
11:00-18:00(最終日16時まで)火・水休み
 
ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町1-147
TEL 048-641-9156

 
 
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