陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

仁義なき利用者の取り合い

2010-10-23 06:08:22 | Weblog
元利用者妻から電話。
「退所が決まりました」
それはそれはおめでとう。
さっそく前のように家で暮らす介護準備にかかろうと思ったら
居宅は入所先系列にお願いしたと言う。
『入所でものすご迷惑をかけたから、言われるがままかわったけど、あなたに悪くてね』

お帰りを見越して、
大きなベッドが消えたら残る奥さまが寂しがられるかと
帰宅の希望が叶うまで
老健はほぼ3ヶ月入所が目途だからと
介護保険適応レンタルベッドを引き去らないで置かせてもらっていた。

介護保険は入院、入所でストップする。
レンタルをお願いしている業者にはその間、レンタル料が発生しない。
無料で、外泊へも備えて好意で置かせてもらっていたのだ。

そう言う事も知って、前任の私に挨拶なしで担当事業所を替えられてしまった。
あのベッドはどうするの?
施設に電話をしたら、さすがに口吻にうろたえがあったが
「居宅届けは、家族のご意向です」
の一点張り。
ご意向の方から「あなたに申し訳ない」って電話をいただいたんですが?
介護保険のしくみすら何度も噛んで含んでのご説明が要る
高齢の方に
居宅変更のお知恵を誰かが授けなければ…って
勘ぐるでしょ?普通。
入所の時も、まだお家は無理だからと説得してお宅にお願いしたのは私よね?
それはそちら様ご存知でしょうに。
「お帰りを待ってます」と言ってたでしょ?

もう居宅変更届けが出されているのだから、
それはそれで仕方ないが
やっぱり先に『担当はうちの方へ変わります』の挨拶が欲しかった。
もうそろそろ退所だろうと、気にかけていたのだから。

今、私の方は利用者数は手いっぱいのところに来ているから、
数を惜しむではないが、そちらに営業上の都合があったのか?
ここまでして利用者獲得かと鼻白む。

スタップが辞める時にごっそり、自分担当を連れて行くモラルが問題視されている。
自分で新事業所を立ち上げの際には、往々にしてコレが多い。
裁判沙汰になった話も漏れ聞く。
後々まで良い噂で語られない。

病院経営の居宅事業所ではあるし、次担当は確か訪問看護と兼務だったはず。
ベッドをお願いしていたレンタル業者に
何か新サービスがそれも医療系のサービスが入ったのかと確認したら
私の立てたプランと同じサービスのままと言う。
「えぇ~!ケアマネさんから連絡がないんですか?」
業者も驚いていた。

   おひけぇなすって

そういう仁義が欲しかった。
あっしゃあ~古い人間でゴザンス。

わざわざお断り電話を下さった利用者さんの方が
支援者より感覚がまともって事だわねぇ~
悪いって気があって、言ってこれないのかい?コンニャロウ
狭い田舎の介護業界だ。
これから研修やら会議やらそして仕事上、
お互い顔を会わせないで済ますわけにはいかない。
私、お宅の事業所へも行くよ。他の用事で。

気分わるぅ~く週末。
サッサッサとゴミ箱へ。消去。消去

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広島vs大阪知事の育休バトル

2010-10-22 05:51:43 | Weblog
面白くもないニュースが多い中、野次馬としては大変面白い。

橋下知事、首長の育休取得に異議 「世間知らなさすぎ」(朝日新聞) - goo ニュース

広島知事「大きなお世話」 育休に苦言の橋下知事に反論(朝日新聞) - goo ニュース

知事がお手本をという広島、片や7人の子持ちパパの大阪。
男性もちゃんと育児に関わる時代に大きな拍手

私が育休を取った時代は取れるのは女性のみだった。
しかも職種限定から始まったのだ。
当時の名称で言うと保母と看護婦だけ。
申し出たのも職場で私が1号だった。始まりも始まり大昔の話になるわ。
市立保育園勤めだった。公務員というのも取り易い条件だったと思う。
なんと育休中にまた妊娠。
私は退職にかえてもらおうと職場に出向いたら、
園長があっさり『2年休みね』と言った。

職場で育休は意外にも私の後、続かなかった。
保母でありながら、
『我が子の世話はシンドイ働いている方が楽』と言う人もあり
『親子で情が移るから休まない』と言う人もあり。
取っても数カ月と言う人まででばっちり1年間を2回連続と言う猛者は私だけ。

1歳と2歳の子を抱え育休明け復職して目が回る日々だった。
勤めの間、私の母に来てもらって子供の世話をしてもらった。
保育園勤めの私は保育園の実情が分かり過ぎて我が子が預けられなかった。
朝、夫に弁当と子供の昼食を用意して母を迎えに駅まで行き、子供をバトンタッチ。
職場へ。
帰って母を送ってから夕食の支度。
帰ってきた母親に甘えたい子供たちにかまう暇もなし。
子供を風呂に1人で入れ寝かしつける。
夫帰宅。食器片付け、後、大量の洗濯をする。
また朝が巡る。
朝別れにいつまでも息子は泣く。振り切って職場へ。私の目にも涙、鼻水。
へとへとが続いて、娘が掃き出し窓から外のたたきに転落。鎖骨骨折。
母に骨折ギブスの1歳の娘と2歳になったばかりの息子を預けるわけにもいかず1ヶ月休職。
同職場共働きの労働組合委員長からも嫌味を言われた。
「うちの子が入院した時も妻は働いていた。」

父親が子育てに参加しない時代だった。
子育ては母親の手でと言う時代だった。

我が子を預けて我が子と同じ年齢の子の世話をする事が空しくなった。
夫が第1回目の転職を言いだした。
私の公務員安定収入を充てにしてのお気楽思考にピンときた。
夫は育児家事全部押し付けて、収入源まで私に頼ろうとしている。
妻子を路頭に迷わせない約束をして転職は好きにしてもらうこととし、
バタバタの生活にピリオドを打つ事にした。
今度こそ退職届け。専業主婦となった。
家事育児は女の仕事と思っている夫の思惑にしっかハマってあげた。

晴れの日はお手手つないであぜ道散歩。
雨の日は図書館の幼児ルームに連れていった。
お昼からは子供と一緒にお昼寝。
子供が寝ている間に手芸や読書三昧。
庭に花や野菜も植えた。
こめかみのイライラマークが消えた。体重もドンと増えた^^;

収入は激減。夫も収入も転職の度に減る。
やりくりは、今思えば楽しかった。
創意と工夫。
お金の無い時の飲み来客には、冷蔵庫あるもの全部鍋をふるまったり。
近所の縫製アルバイトのおばちゃんからハギレを貰って、子供の服を作ったり。

あらら~パパ知事さんの育休バトルからすっかり思い出話。

子育ては一生にそう長い時期ではない。
親子で楽しんでもいいんじゃない?

ゲゲゲの女房が人気があったのは、専業主婦だったからと言う説もある。
結婚しても…な母親像がインプットされてか結婚に熱のない若い女性たち。
少子化で超高齢化で人口逆ピラミット。
介護もみんな忙しいに逃げてババ札状態。人の事はいえないけど。

   子育てが終わった頃に介護来る    
                          (みかんぼやき川柳)

我ら世代は介護を気にするけれど
せっせこ育てた子供世代からは放置されそうな気がするのは私だけでしょうか?
 
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愛猫費の家計に占める割合

2010-10-21 21:43:02 | ねこ
疲れた時には猫の話題で。
これも朝ラジオで聞いた。

子供の数よりペットの数は増えたこの国で
2009年度の「愛猫の飼育費」に関する調査では、
前年結果と比べ、約1割増の6万7651円。
1ヶ月で5000円強。
多数飼いのお宅もあろうし簡単に割り出せないが
増の原因にペットフードが良くなって
長生き猫が増えた事も一因だそうな。
ペットフードも柔らかめの値の張るものをお年猫様はお召し上がりになる。
歯も弱い。歯周病にもなる。
当然、保険のきかない医療費がかさむ。
そう言えば、
今の仕事に就いた直後に15歳のふぃんふぃんが毎日点滴状態に陥り
稼いだ分だけ医療費だったような?
もうペットフードも受け付けず、鯛や平目の舞い踊り刺身など所望され、
人間はししゃもやめざしだったか?

いずこか国で70代から74歳の医療費負担が1割から2割になるらしい。
高齢者の大半が病院にかかって山の様な薬を出してもらって健康維持をしている。
医療費はずっとパンク。
私が70歳になる頃には3割になっていて、
まったく高齢者優遇の恩恵から無縁でいるに違いない。

おっととっと、話題が反れた。
高齢社会と医療費となかなか先が見えない、くら~いオチになってしまった。
疲れた夜は猫を見習って早く寝る寝る。おやすみなさい



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気分はハイハイハイ\(^o^)/

2010-10-21 06:22:12 | Weblog
朝、元の元の元の…まぁ最初に訪問介護ヘルパーをしたところの元上司
サービス担当責任者から電話がかかった。

     おはようございます。○○介護支援センター みかんでこざいます

勢いよく、お決まりの営業トークで出たら

   朝から明るく元気ね。気持ちが良いわ

元上司にかえったような言葉を頂いて、仕事の用件に入った。
辞めてもエリアの介護業者だからずっと関わりがある。
実は、この前にゲラゲラ笑っていたのだ。
新人が暗い。担当を昨日1件もらって書類作りに必死なのだ。
なんとかほぐしてあげないと。気楽に仕事して欲しい。
自分のケース記録を打ちつつ、

    ねぇ~聞いて聞いて、ちょっと危ない文章になるよ。   
    ベッドにふたり横たわり、下半身は下着姿だった。

介護用ベッドが並んで、失敗が多いからお下は紙パンツのみで寝て居られたのだ。
この事実を文章にすると、ちょっと方向の違う情景を浮かべる。
すぐ下ネタに乗ってくるのが、何と言ったか忘れたが、
ちょうど笑ったところに電話だった。声が暗くないなりようがない。

どっちにしてもホメ言葉は嬉しいもの。
朝一、気分が良い。

昼前に車いすが欲しいと介護者が相談に見えたらしい。
新ケースは新人が担当と決めてあるので、
たった1ケースで真っ青なところ悪いがもう1ケース担当してもらわねばならない。
一人で行かせられないので、誰が同行するか帰社したらモメていた。
同行は手が空いていたというか、午後なんとか時間的無理がきく私がする事に。

「もうお昼だから、休んでからね。」

と、言って新人、PCから顔上げず。
まず教科書どおりに「アセスメントからですね?」などと問う。
はじめてお会いするから、瓢箪がから何の駒が出るか分からない。
「メモだけ持っておいで。」と言っておく。
聞き方もアセスメント用紙の順番に聞いては、尋問になる。
初回訪問は、これから円滑な人間関係構築の一歩なのだ。
と、説教を垂れると余計緊張するから言わない。
今日は横で見ときんしゃい。次からひとりで行くんだよ。

車いすのレンタル業者と利用者アポイント、地図の場所調べまでは一人でやってもらった。
いざ出陣。
毎度、地図の読めないおばちゃんより、彼女が先に家を見つけた。
レンタル業者の大きなバンが待っていた。
3人で玄関に並んで、ドアベルプッシュ。

やさしげな介護者の奥さまに招き入れられた。新人ちゃん、大丈夫っぽい人だよ。
すかさず本人に会わせてもらいたいと言う。
介護保険の我らの仕事は、簡単に車いすをお貸しましょうでなくて
今後の介護の方向性など一緒に考えて楽な方法、良い方法を見いだす事にある。

彼女がメモを取りやすいように、
身体状況、住環境、介護者の状況、これまでの苦労、今の辛い事等々
いつもはここまで最初から踏み込まない事まで、世間話風で聞きだした。
担当の新人さんは必死でメモっている。
利用者本人も介護にあたる方も
我ら初対面の他人がズカズカやってきてお疲れがあってはいけないから
30分程度で切り上げ。
ご希望の車いすお試し用を早めに持ってきてもらように決めて辞した。
外に出てレンタル業者に頭を下げて別れてすぐ

   「みかんさん すご~い。先生みたい」

新人に感嘆された。
新人さんがプランを作り易いように材料を引き出すことを意識していた。
いつもはここまでしないあなた用です。
アセスメントの項目に書き込めるように聞いたんです。
そして『相手が人に心開く良い人だったの』は言わないでおく。

人の奨賛は心地よい。
気分はハイハイハイ\(^o^)/
ワタシ 単純?

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経済誌まで介護特集

2010-10-20 19:20:43 | Weblog
ダイヤモンド・オンライン メールマガジン 2010/10/18号

★今回の見どころは…
【今週の週刊ダイヤモンド】介護&老人ホーム
http://web.diamond.jp/rd/m983600


時代だねぇ~
介護からは遠いと思われたこういう雑誌に介護特集。
私の担当にも
働き盛りの息子がキーパーソンのケースが多くなってきた。
妻なし妻ありは関係がない。
昔の長男の嫁介護のパターンはここ田舎でも消えつつある。

仕事中ケータイに
ご家族の判断をあおぐ連絡を遠慮をしいしいかける。
端的に、誤解のない言葉を選んで、結構気を使う。
仕事バリバリの世代。
要職にも就いておられるだろう、間違いなくハードな職業人。
こちら、ちょっと前まで専業主婦。
こういう匂いの出ないようプロ職業人で対峙しなくちゃと緊張する。

例外なく今まで担当した息子さんは心根が優しい。
判断も現役の仕事人らしくクールで的確。カッチョイイ
仕事+介護。ビジネスマンにも大変な時代がやってきている。

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ひとりぼっちの君へ

2010-10-20 05:08:22 | Weblog
ひとりぼっちの部屋


私に続いて
成らなくてもいい寡婦になって早1年がそろそろ来ようと言うのに、
悲嘆真っただ中の友が
この歌をブログに書いていた。
どんな歌だったっけ?と記憶危ういから、何はなくても即youTube。
最近、大変便利だ。
探すとこんな歌はないだろう?と思う物までヒットする。
高木麻早本人バージョンはヘアースタイルやお洋服がむちゃくちゃ懐かしかった。
私的にはもうちょっとポップに歌う南沙織バージョンが記憶にあるみたい。
朝からワタシ、暇人だね^^;

泣いた後は笑いんしゃい~
ちいちゃん。

天国の貴女のハニーは
泣いているあなたより笑っているあなたを
望んでおられるとおもうよ。

今も、決して上手くはなかった(ゴメン)ダンナさまのギターと歌を覚えています。
遠路厚かましくも押し掛けて来た妻の友達にここまで優しい人、私、はじめてでした。
歌ってもらったの「僕の胸でおやすみ」だったね。
次の日、彼の運転で南こうせつのコンサートに行ったのよね。
あの時、夫亡くして10ヶ月目だった。
ほぼ今の あ・な・た

夫と行くはずだった沖縄へ、わざわざ
あなたがそこ居たからこそ、ひとりぽっちでも行ってみようと思いました。
一人旅が出来なければ、この先ひとりで生きて行けない
と、訳の分からない囚われの中にもいました。

ひとりで泊った宿で沖縄の海を見て、やっぱりおんおん泣いた。
あの時、支えてくれたあなたが、あのダンナ様が…
運命なんて、先で何があるかなんて誰も予測できない。

ちーちゃん
犬猫バージョンでお楽しみください~♪


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働きは猫並みで

2010-10-19 22:14:31 | Weblog
毎朝の通勤でラジオを聞く。
昨日だったか、今日だったか定かでないが、
スペインのシエスタがなくなりつつあると言っていた。
憧れのシエスタ。
お昼からダラダラ寝て過ごす素敵な習慣。

猫は24時間のうち22時間は寝ているような?



特に老猫に至っては間違いなく23時間は寝ている。


職場の時計が正午を指すと、すかさず

   「お昼をいただきます!」

誰もPCから指を離さず、受話器にしがみついたまま見間にシワを寄せて話に夢中。
気にしな~い気にしない~♪
手を洗って、自分のお茶だけ注いで、おもむろに弁当を取りだす。
もう一度、

   「皆さま、お先に頂きます」

半分も食べ仕舞う頃、ひとりがようやく「食べようかな?」
好きにして頂戴。
食べたら休憩時間内に隣のショッピングモールへひた走り猫の餌を買わねばならぬ。
老猫お気に入りのコレしか食べてやらないキャットフードが市内一円でココが一番安いのだ。
仕事が終わったら職場周辺に居たくない。とっとと去りたい。
出来得れば休憩時間に買い求めるのがベスト。
それに休憩時間まで同じ面子と下らない話に調子を合わせたくない。

両手いっぱいに餌を入れたエコバックを抱えて帰社。
12時55分。
すばらしい時間配分だ。

もう新人になにやら説明を開始しているのが居る。
見れば残り全員仕事モード。
この方々は食べたら休むことなくお仕事に励んでおられるらし。
ケアマネの仕事は訪問半分、書類半分。
デスクワークに時間を割いて美しい書類を作ったところで、半分は自己満足だろう?…っと私は思うが。
新主任が休まない。
ダラダラ仕事をするのが好きなのが尻に続く。

シエスタとは言わないけど、おやすみ時間は休みましょうよ。
気分転換大事だとおもうけど?

終業時もそう。
お昼休みを大事にしない人は例外なく終業時間も守らない気がする。
ダラダラ残っている方が仕事熱心に見える。
アレは見えるだけ。ポーズだけ。
効率良く時間内にこなせば済む。
あの長電話を端的に短くすませば、書類は時間内に出来るなぁ~きっと。

私ねぇ~本当は猫並に働きたいのです。
定年まで3年と3ヶ月半。少々長いわ

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朝餉の匂い

2010-10-19 06:31:28 | Weblog
朝散歩も時間が遅くなったので
人の営み始動を感じる。
住宅街の道にまで漂う味噌汁。
甘辛い匂いはお弁当のおかず?

どこにも家族のために立ち働く人が居てこそ。
平均4人家族の形が崩壊して久しい。
立ち働いていた私が
微笑ましく、懐かしく
手を離れて羨ましい。
人の事はみんな良く見える。
家々にいろいろホームドラマ。
もう出勤にダッシュする車を避け避け朝散歩。

   本来は隣の芝生あたりです

前、こんな句を詠んだような?
また、ちゃらんぽらんに今日が始まった。

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拓郎さんはラジオで復活していた

2010-10-18 20:32:55 | Weblog
ちっとも知らなかった。
今日の新聞広告欄に小さく載っていた。
(朝はバタバタしていつも夜に朝刊を読む^^;)
今夜の10時
ニッポン放送のオールナイトニッポンGOLDに吉田拓郎の名がある。
ニッポン放送をキーステーションに全国17局。
思わず新聞ラジオ欄をチェック。
運良く地元局で聞く事が出来る。やったぁ\(^o^)/
HPを開けてみればずっと前から月曜日、月曜日に放送されていたのだ。
最後の全国ツアーと言っていたのに、体調不良で実現できなかった。
あれっきりテレビにも出ないからずっと心配していた。
ああよかった。
HPの完全復活の字が嬉しい。

ブログなんか書いていないで、
早く用事を10時までに済ませてラジオを聞こう~♪
毎週、楽しみが増えた。

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朝散歩の時間帯

2010-10-18 06:50:23 | Weblog
朝が暗い。
ぐずぐず夜明けを待っていると出勤時間が迫りくる。
散歩をとるか?
仕事をとるか?
本末転倒なやけっはち気分で
つい散歩断念に落ち着く。
このままではイカンぜよ。

家を出る時間を決めた。
六時。

のんびり歩いても七時前には帰り着く。

後は猛ダッシュ。
ラストスパートはBS2の『てっぱん』を見い見い、
フィニッシュの口紅をひくのだ。

あのぅ~今日は口紅をお忘れでは?
ベストが裏返し?
あら?財布わすれた(^_^;)

反省なき毎日が続く。
まっ、いいか♪(*^ ・^)ノ⌒☆

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神様のすること    平 安寿子

2010-10-18 05:28:54 | 
神様のすること
平 安寿子
幻冬舎


小説だと思って購入。
もう私が「本を買う」というのはめったにない行為で
図書館に見えないし、待てないしという焦りの中でAmazonの購入をクリックしてしまうのだ。
届いてしばし安心。
図書館に返す期間限定ではない安心感につつまれ、ずっといつか読む本になってしまっていた。
な、なんと妹が図書館で借りたと実家のテーブル投げだされていた。
ものすごく損した気持ち。
あわててページをめくった。

これは小説?エッセイ?私小説?
セ・シ・ボン
平 安寿子
筑摩書房


これも自分の体験記だったが、
コレは介護というか親の見送り体験記とでも言おうか?
相変わらずのタッチで介護、介護、介護、その終点の死と本当は重苦しいはずの出来事が
軽く明るくスラスラと読め、そこ悲惨さがない。

おない年のアスコさん。
50代後半の自らをおばさんからおばぁさんへの移行期と言ってのける。
老いの受け入れはここまで達観できればスイスイのスイだろう。
職場のおない歳の妙な若さ保持の努力にゲボッとなっている私には実に小気味いい。

人生終焉をマッチ売りの少女に例えている。
マッチを擦っては灯りで暖を取って思い出の中で過ごす。
マッチ箱が空になった時に天に召されるのだ。

最後の最後の死の前の顎呼吸。
私は夫にずっと付いていた時の事を思い出した。
たしかに傍にいた人の記述だ。

介護には波がある。
そんなことならお迎えが来た方が楽だろうという事態が次から次。
神様はなぜ命ある限り苦しみを与えられるのか?
肉親に義理の人の要介護に接し、日々、介護の現場でその事を切実に思う。

介護に対峙する姿勢をこう記してある。

     人はしたことから逃れられない。
     母は責めなくても、私自身が責める。
     母がいなくなったら、罪悪感だけが残るのだ。
     そして、
     わたしに襲いかかる。
      わたしは半ばそれを予測して、恐れた。

彼女の本は平昜な言葉でサラッと書いてあるが、
示唆に富んだ言葉があちこちに散りばめられている。
自分の本だからマーカーしても良いが、なぜか照れて、付箋を張っている。
また手に取るだろうと確信する。


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定年後のわんぱく坊主たち?

2010-10-17 21:18:24 | Weblog
2泊3日で合宿しているから、遊びにおいでと
農家改造の別宅へ呼ばれた。
春に掘りたて筍を食べさせてもらったのに味ついて、昼の時分を狙ってのこのこ参加。



ちょっと小高い山を背負った家の外ではもうもうと煙が上がっていた。
あまごにポンポラ飯。
あまごはドラム缶に水を張って生かしてあった。
横では竹を削って竹串を作っているおじ様方が居た。
燻製を作っている人も居る。

お泊り組は全部男性でほぼ同年齢。定年を過ぎた自由人ばかり。
雑魚寝布団があっちこっちお陽さまに干してあった。
長い長い諸々の腐れ縁で続いているらしい。
同じ農家を買って移り住んでいるという人も居た。
団塊の世代の男性は会話の中にやたらダジャレが入る。
いわゆるおやじギャク。
連続して聞くと、会話にダジャレがないと落ち着かなくなる。
野良着はどうやら会社時代の作業服らしくネーム入りの人も居る。
物を大事にする世代でもある。

 

お呼ばれの女性陣は秋茗荷も収穫させてもらった。


薬味程度にするしか知らなかったが、博学の人に甘酢で漬けると良いと教えてもらった。
        さっそくしてみました。もう少し経って食べてみましょう→

一日遊んで帰り路、秋の空に陽が早くも傾いていた。



山で暮らす構想は仕事を辞める相当前から練ってあったらしい。
ここは整備してワサビを植えるとか?
まだまだ夢は続くらしい。
この定年後わんぱく団は来月もまた集まる話をしていた。

そんなに遠くない定年後の自分をついつい考える。
そう劇的にあれこれしようと思わなくても、じわっとのんびりモードになるかしらん?
まずは住んでいる場所の身辺整理から始めそう。
どこかに居をそれも整備が大変な山へ構えようと、
この体力が落ちて来る時期に考えるのは、男性の発想かな?

家を出る時に産卵前のかまきりに出会った。
せっせこ働いた後、子供返りして山遊ぶ雄たちをなにやら暗示しているような?



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気は晴れないが空は晴れ

2010-10-17 09:04:48 | Weblog
散歩に出遅れた。
陽が高い。
スポーツ公園は、
ソフトボール大会を待つウォーミングアップで賑々しい。
いつもの早朝の静謐はない。

コスモスもそろそろおしまいだ。

会社の転送電話当番たから、
ポケットに会社ケータイが固く存在する。
同一人物から時間を問わずチェーン電話状態。
ここ数日加速度がついて来ている。

認知症でかけた記憶もない方だ。
独居。
担当ケアマネにまとめて月曜日に報告するが、
この人は『ありがとう』を必ず省く。
『迷惑をかけました』
もない。
担当している人のしたこと、私がしたんじゃないわ。

かもしれないが
変わりに転送電話当番が受けたのだ。

チェーン電話は不安の成せる技。
都会には
地位も名誉も金もある息子があると聞く。


   息子にかけたんです。
   すぐ切るんです。
   向こうからかけて来ないんです。
   かけるのは私だけ。
   私、捨てられたんでしょうか?


真実は分からない。
何度も電話をされ
帰省されている息子さんなのかもしれない。
ご本人の心模様がそこに留まっているのだ。

担当は、
電話報告に礼言葉以前に
返事をよこさない。
数日前のこと、
同じ人物からのお決まり電話頻回報告に
返事をしないから、
聞こえていないのかもしれないと二度同じ報告を繰り返したら
顎で『アゥン』

脳天から火が吹きそうだった。

   『いつもの事だ。騒ぐな。』
       そういう態度なんだろか?

『息子さんとコンタクトとって善処しているとこ。ゴメンネ。』

自分の求める言葉でないからと
責めている
度量の狭い自分もイヤ。

ずっと神経が休まらない
無手当24時間転送電話。
仕事自体が中途半端でムカつく。

そして月曜日にまた
礼言葉のない担当に報告するのかと思うことが憂鬱。

まっ、明日、一週間の当番苦役から開放される。
次の当番に朝一番に渡すシーンを反芻しよう~♪
空は高く晴れ。
↓田口ランディのエッセイ本「できればムカつかずに生きたい」なぁんて題名が頭を巡る。

できればムカつかずに生きたい
田口 ランディ
晶文社


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新人さんのガンバリマスッ!

2010-10-16 06:58:13 | Weblog
ほぼ同級生の50代半ば過ぎ4名に
介護保険導入直後の事業所創立以来のお局62歳の5人のおばさん職場に
34歳の未婚女性が来た。

資格を持っているだけでケアマネ業務はまっさら初めての人。
お肌ぴちぴち。
まるでここでは異星人。
みんなと母娘ほど違う年齢差。

緊張の極致で見ていて痛々しい。
新人教育指示がないのに勝手な事は出来ない。
私としては集団であれば命令系統に従うのみ。
しかし、主任は10月1日付けで主任になったばかり。
しかも他事業所で主任経験あれどウチには4月入社。
はっきり言って事業所内ではまだ新人でしかない。
こういう人主任にするしかない、いかにも人が育っていない職場でもある。

挨拶回りやら気が付いているのかいないのか?
まずは内部から挨拶というのも本日はなく、
気が付けばぽつねんと1日なんの指示もなく座らされている。

回り持ちのトイレ掃除当番に私が立つと付いて来た。
やらせて下さいと言う。
貴女はトイレ掃除のためにココに来たのではないからと言うも
はじめてだから教えてくれと言う。
掃除道具の在り処くらい知ってもらってもと伴った。
黙って要るの何なんで、ひとこと何か私が言うと

   「ガンバリマスッ!」

いや~がんばらなくていいの。
ぼちぼち馴染んで、仕事を覚えて貰えばいい。
気楽にいかないと疲れるよ。
はい、適当、適当。

よっぽど、ホッとしたのか

   「実は、もう叱られました。」

何の仕事もしていないのに何を叱られたの?
語らずとも、叱った人も内容もほぼ想像はできた。
果たして、やっぱり仕事でなんでもない下らないこと。
トイレに立った時に出会った人に挨拶の仕方が悪いとお局が叱ったらしい。
彼女はちゃんと頭を下げて挨拶をしいたのだろうが、
他の人に先輩風を見せたくて、人前で
ちゃんと「新人の○○と名乗れ」と叱責したらしい。

関係あるのは総務、人事くらいで、そこの人たちも関わってゆくうちにお互いに覚える。
私もいちいち通りすがりに名乗ったことはない。
「おつかれさまです」と頭を下げてすれ違うのみ。
聞かれれば、福祉事業部にお世話になっていますくらい言う。
いろんな職種の人が居る。誰がどうだとか誰も気にしていない。
自分の持ち場をこなしているだけだ。
誰がどこの部署で何をしている人か把握しているのはお局さんだけだ。
実はココのおエライさんが誰か顔も、私は未だに知らない。
無視無視。気にしなくていい。
あの人はああやって新人にここでの先輩風を吹かすことで自分を保っているだけ。
私も洗礼を受けた。
困った人だ。こうやって新人の個性を潰す。
彼女に言わせるとウチのカラーに馴染んでもらう。

   「怖くて顔が隣のその人の方に向かないです。」

これもヤバいよ。
ここ海千山千のおばさん職場だ。
新人さんはすっかり私に心許してポロっと吐く。

お茶はここ、コーヒーは勝手に飲んでとか、
主任からPCソフトへスタッフ登録を頼まれたから、
登録の仕方を直に教えてあげて自分でしてもらったり
ついでのついでに
先輩諸氏のプランのでも見たらと、いかにも仕事をしているっぽい暇のつぶし方とか
軽く方法を教えたり
私なりに気を使ってあげたけどね、
良いおばちゃんにさっそく区分けしてもらったのはありがたいけど、
心許すのはもうちょっと人を見てからでないと、ほんとココ怖いよ。

お~い主任
ちゃんと仕事教えなよ。自分が時間的に無理なら他のスタッフに指示しなよ。
新人さんは手持無沙汰な上に最初から緊張しまくり。

新人って育てるのに手がかかるのね。
私もこうして育ててもらったのかと最初に仕事を教えてくれた女傑先輩を思い出した。
女傑というか熱くてバリバリハイパワーな人だった。
私がトラぶった時は、きっぱり前面に自分が出て私を庇ってくれた。
良い人だった。灰汁は強かったけど、今でも懐かしい。感謝しなくっちゃね。


仕事自体は、すぐ覚えられるし慣れる。
正解のない対人の仕事。
自信満々で仕事している方がよっぽど怖いと私は思う。

根っから素直そうな、気持ちがやわらかそうな人。
きっと大丈夫。
がんばらなくていいから、メゲルな新人。

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余命告知について

2010-10-15 05:57:39 | Weblog


余命告知は受けたくないというブログ記事を読んで、
亡夫の時の事を克明に思い出した。
昨今の流れは、医師より本人に病状説明という形ではっきり告知される。

実はこの告知は私の方へ先にあった。
医師から本人への告知をどうするかという打診があったのだ。
私は告知のお願いをした。
私であっても自分の事を自分だけが知らないことの方が辛く思えた。
いづれにしても自分の病院での処遇を見れば、ステージがどのあたりかは薄々知る。
「大安吉日の日を選びますか?」
なんと間の抜けた医師の質問であろうか?
その足で病室から夫を車いすで診察室へ運び入れた。
夫の後ろに立つ私は、医師の説明の間、夫の肩を抱いていた。
末期がんで治療の有効性の薄いことが告げられた。
余命について夫が尋ねたが、医師は個人差があり答えられないと言った。
夫は最後の望みに再度の放射線治療を望んだ。
体調をみてそれが約束されて診察室を出た。

夫は病室までの廊下で

  「お前はいつこれを聞いたのか?」

と、尋ねた。
ちょっと前、ほんの前だと答えると

  「良かった。ひとりで苦しませないで。」

六人の病室でのその夜。
家族付き添いは不要の完全看護だから私は家へ帰った。
病室でまんじりともせずに目を開けている夫が浮かんでしかたがなかった。
水筒にこっそりワインを入れて、ふたたび病室へ潜り込んだ。
それから間なしに、緩和ケア転院。
緩和ケアで体力の限界だと告げられるまで。望んだ放射線治療を数度受けた。
生きる望みを捨てない、前向きに生きた夫の最後の選択は尊重された。
緩和ケア医においても、余命は個人差があると告げられなかった。
死の2日前に

   お別れが近いかもしれません

と私に告げられた。
夫はすでにその時、意識がなかった。


最近、余命はまわりに告げられるケースに遭遇した。
最後を家で迎えたい要望にケアマネは奔走する。
1週間と言われ家に戻られて、結局3ヶ月。
直接担当ではなかったが、電話連絡を漏れ聞くに
何かまだかまだかとスタップや家族から待たれている雰囲気を感じてしまった。

私は夫の余命について、末期がん告知と共に聞かなかったことが幸いだった。
最後の最後の瞬間まで尊い命の灯に寄り添えた気がして、
看病に対する自分への責めは少なかった方だと思う。
どういう関わり方をしたとしても
あの時ああしてあげれば、ああしなければと誰にも繰り事がわきだすのだ。
その時は、何度どう思っても2度と取り返しのつかない時間ではあるのだから。

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