里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

解体工事が完了

2012年08月08日 | 日々のつぶやき
実家の解体工事が終わりましたと連絡を頂きました。

あとは植木などを整理して、土地をならしてすべて完了と言う事でした。

両隣には、かなり埃の迷惑をかけた様でした。

最初に残して下さいとお願いしていました家紋は、「宅急便で送りましょうか?」と聞かれました。

「12日(日)に跡地を見たいし、迷惑をかけた両隣にお詫びにも行きたいので、その時に貰って帰ってもいいですか?」とたずねましたら

「乗用車に乗せるのは無理かも知れません。8トントラックのタイヤくらいの大きさですから」と言う事でした。

それで結局送って頂くことにしました。

屋根についていた物ですから、下から見上げるように見ていましたので、そんなに大きい物とは思っていませんでした。

とうとう形としては実家は無くなってしまいました。


先日パソコン教室でうちわをつくりました。

うちわを作る時に、すでにもう実家の解体工事に入ることが決まっていましたので、何とか私の心の中で過去の思い出らしきものを残そうと、うちわの両面の絵と文に心を込めて作りました。




片方の面に入れた絵と文字です。

絵はクリップアートから取り込み、書いた文章は、星野富弘さんの詩を入れました。

淡い花は、母の色をしている

弱さと悲しみが混じり合った

暖かな母の色をしている




もう片面に入れた絵と文章です。

こちらの面は、インターネットから取り込んだ写真です。

山は、舞鶴に富士山の形をした丹後富士と呼ばれる山があり、その下の海は舞鶴の海に見立てて、この写真を選びました。

書いた文章は、私が書いたものです。

水に映る私の姿

 もうグチを言うのはやめよう

父と母と過ごしたふるさとへの郷愁が募る

 可能なら子供の頃に戻りたい


このうちわに私の思い出を残しました。