月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

何事も一進一退。そこには必ず原因が潜み、学びがある

2018-04-30 19:00:16 | カラダの声に耳を澄まして

(昨晩就寝前に書いていたBlog記事を更新)



病というのは一進一退だ。
しかし、良くなろう、良くなりたいよ、と自然治癒力を懸命に身体の内から開花させようとしているのは、実感できる。

今朝も朝食を食べ終わって、生岩茶を飲もうとしたら、肩に置かれた重い手がすーと払われたような感覚(軽くなる)があって、あらっと思ったら身体を抑え込まれていたような重力がなくなった。これだけ身体が金縛りのように緊張していたのだと改めて知る。

シャワーの熱い湯が全身全霊で爽快である。その圧力も温度も。

白いお米のごはん、その一粒一粒が甘くやさしい味がする。
ああ、治った。と心から安堵する。

だって金曜の朝は、どうしても出席したい集いがあって、前日は10日ぶりに7時間眠れたから。
(前日に医者から渡された吸入ステロイドなどの吸入薬を初めて使用。水素吸入を90分)

それでも、京阪電車では大事をとってプレミアムカーに乗車。落ち着いて化粧を治し、ミネラルウオーターをたっぷりと飲んで、そうやって出町柳駅へ着いた。




「糺の森」ではぐんぐんと新緑の力が勢いをましていて、
 緑のエネルギーが降り注がれるのを感じた。 

もう大丈夫だ。

催しの中でもこれだけ話せたら問題ない。2杯も飲み物を飲んだからか、それとも話の内容に高揚したのか、汗まで出てきたほど。

それがその晩にはえずくような咳をして全身疲労感へと押し戻されるわけだが、それでも、もう「出口」は近い気がする。大丈夫だ。もう少し。
もうすぐ新しい月がはじまる。




(後日談。来週次検査はあるし、喘息の数値は低い。問題ないということだが、今朝、サイトを読んでいたらわたしもこういうことではないのかなと思う。)