有安さんには申し訳ないけど、この曲は私にとって今年(2023)1番の曲だな。
今までののんちゃんは、強さと明るさを全面的に押し出して、この10年を走りきってきたわけだけど、その裏側にあった辛さ、苦しさ、哀しさ、悔しさ、怒りを初めて見せてくれた曲です。
ハートの強い子です。でも表現者としての繊細な面も当然持っていたわけだし、強いが故に人一倍あちこちぶつかって、人一倍傷だらけになって、それでも自分の「想い」を貫いて、やりたいことをやりたいようにやり続けてきた。
一旦、自らすべてを壊して、自ら火をつけて灰にして、そこから新たなものを作り上げてきた
そんな10年。
そんなのんちゃんの、10年の来し方が凝縮された曲です。
のんちゃんの10年を素敵な詞と曲にしてくれたヒグチアイさんには、感謝しかないです。
この曲を契機として、強いだけではない、のんちゃんの様々な側面がもっと見せられるようになったら、きっとのんちゃん自身、表現者として一皮も二皮も剥けていくのだろうね。
もっと強く、もっと優しく。これからののんちゃんの、能年玲奈さんの行き方が
楽しみです。
『明日があるさ』
この10年、のんちゃんを陰になり日向になって助けてくれた沢山の人たちがいたことを、のんちゃんは忘れてない。
皆のんちゃんを、「人」として好きだから、放っておけないから、ずっとずっと見守ってきた。
有安さんにも同様のことを感じるんだけど、人間って、最後に効くのは
「人柄」だよなあ。