アイアン・メイデンのドラマー、ニコ・マクブレイン(72)が、ライブ・ツアーからの引退を発表しました。
1983年以来、およそ42年に亘りアイアン・メイデンのドラマーとして活躍してきましたが、脳梗塞発症後、思うようなドラミングが出来なくなったようです。
この間の日本公演でも、以前に比べてフィル・インが少なくなったとか、苦しそうだったという報告も上がっているようです。
非常に癖の強いドラミングが特徴で、プレイを聴けばほぼ一発でニコだとわかる。シンバルの打面がニコに向かって真正面を向いているという、非常に特異なセッティングだし、タムの数がやたらと多いし、バス・ドラムは一つでビーターも一つしかないのに、まるでツイン・バス・ドラムのような速さでビーターを踏むし、まあとにかく、めっちゃクセスゴのドラマー。
それが、ニコ・マクブレインでした。
スティーブ・ハリスのベースと並んで、メイデン・サウンドの要でした。どうやら後任はすでに決まっているようで、いずれ発表されるとの情報あり。
メイデンの活動はまだまだ続く。
ニコには、ホントにご苦労さまでした、と言いたい。
42年間、我々ファンを楽しませてくれました。心よりの感謝を申し述べさせていただきます。
ありがとうございました。
どうか、身体をお労いください。
IRON MAIDEN [The Trooper]
アイアン・メイデンの新ドラマーに、スティーブ・ハリスのバンドBritish Lionのドラマー、サイモン・ドーソンを迎えることが発表されました。
スティーブとは12年来のつきあいということで、信頼度の相当高いドラマーのようです。
まったく知らない新しい人を迎えるよりは、よく知っている人の方が、失敗も少ないだろうしやりやすいだろう、それになによりスティーブが決めたこと。
いいんじゃないかな。
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