駆逐艦というのは、主力戦艦の護衛をはじめ、偵察や機雷掃討、物資や兵員の輸送など、多岐に亘って便利に使われ(酷使され)たものだったらしく、激戦地(海?)に回されることが多かったらしいです
そんな中でも駆逐艦「雪風」は、あの戦艦大和とともに沖縄特攻作戦に参加し、大和は撃沈されたけれど、雪風はそれなりの戦果を上げつつ無事帰還しているところから、
【奇跡の不沈艦】
などと呼ばれたようです。
戦後は復員兵の輸送に活躍し、最も多くの復員兵を日本に連れ帰った船だったようで、かの水木しげる先生も、この雪風に乗って日本に帰還されたようです。
その後は中華民国(台湾)に賠償船として譲渡され、名を「丹陽」と変えて台湾の主力艦として活躍したようです。1970年か1971年頃に解体されたようですが、はっきりとはわかっていません。
艦船マニアの間では、雪風は超有名ですが、一般的にその名が知られるようになったのは、やはり
『ゴジラ-1.0』
でしょうね。
「雪風」「響」「夕風」「欅」。この四隻の駆逐艦隊によるゴジラ掃討作戦。
【海神作戦】
作戦遂行とともに流れる、伊福部昭先生の音楽!
熱いぜ!!
今回の映画の企画。その発端は『ゴジラ-1.0』の大ヒットによるもの、だったかも
しれませんねえ。
楽しいね(笑)。
主演の雪風艦長を演じるのは、竹野内豊さん。えっ!?
『シン・ゴジラ』の赤坂補佐官!?(早口ではとても言い難い。これを早口で一息で言い切った長谷川博己さんは偉い!!)
そうか、赤坂補佐官の前世は雪風艦長だったのか……。
それはともかく
史実に「基づく」ということですから、それなりにフィクションも入るということだね。まっ、エンタテインメントですから、それは全然かまいませんが
果たして、どのような内容となっているのか。
、VFXがどこの会社なのか、発表はないのかな?監督は山田敏久。これが初監督作品なのかな?映画『山桜』などで助監督を務めていた方ね。『山桜』は大好きな映画です。
脚本は長谷川康夫。『真夏のオリオン』とか、『空母いぶき』とか。
えっ?『空母いぶき』!?
うーむ…。
まあまあ、ここはひとまず
静観しましょう。
駆逐艦雪風、堀田艦長(田中美央)。映画『ゴジラ-1.0』より。
「海神作戦を開始する!」
「衝撃に備えよ!」
「出来ることはすべてやるんだ!!」
熱いぜ!!
その戦艦ごとに歴史や背景は本当にあるんだろうな。私の祖父の兄の1人は戦艦が沈んで、泳いで逃げた人は亡くなって、泳げなかったお兄さんは、浮いてるものにつかまって漂ってたら、違う戦艦に助けられたって言うけど、生かされるって本当そう言うことで、祖父の兄弟は男が6人とも戦死してなくて、戦争を乗り越えた人達の頑張りを今思い出します。
雪風も生き残った?戦艦なんですね。公開楽しみにしてます。
生死の境って、本当にわからない。運というよりは縁なのかな。
あの戦争で亡くなった方々も生き残った方々もみんな頑張りました。その方々のお陰で今の我々の生があるということ、忘れちゃいけませんね。