『ゴジラ-1.0』の映画音楽を担当した佐藤直紀氏が、IFMCA(国際映画音楽批評家協会賞)にノミネートされました!
いやホント、素晴らしいね。
今作における佐藤氏は、ひたすら伊福部昭先生の『ゴジラのテーマ』を際立たせる役割に徹していたように思えます。
観客の意識にほとんど残らないような控えめ(?)な音楽でずーっと流れて行って、いざゴジラが銀座に登場となったときに、バーンと流れる
「あの」音楽。
海神作戦で流れる
「あの」音楽。
もうね、あの音楽が流れたときの、全身の血液が逆流するかのような、心の底から雄たけびを上げたくなるような、凄まじい歓喜。
佐藤氏の音楽は、まさしく観客に強烈なインパクト、凄まじき歓喜を味あわせるために
伊福部先生の曲をより際立たせるために構成されている、そんな音楽だと思う。
伊福部先生への心からのリスペクトを感じさせる、素晴らしい音楽だと思う。
やはり、リスペクトは大事。
リスペクトがない奴はダメ。
是非とも、賞を取っていただきたい。
世界的に高名な指揮者。
俳優・小澤征悦氏の御父君。
それ以上のことはよく存じ上げないのですが
1度でいいから、この方がタクトを振った「ゴジラのテーマ」
聴いてみたかったです。
ご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
銀座襲撃シーンに流れる「あの」曲。
海神作戦で流れる「あの」曲。
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