御年79歳。お元気そうでなによりです。
55年ですよ、55年。こんな長きに亘って愛され続ける作品になるなんて、誰一人想像もしていなかったでしょう。
時代を超えて、世代を超えて愛され続けるSFドラマ。
考えてみれば、ウルトラマンにしろウルトラセブンにしろ、
ゴジラにしろガメラにしろ、
仮面ライダーにしろ、
今に至るまで愛され続けている、シリーズが続いている特撮ドラマ、特撮映画、特撮キャラクターたちは、ほぼすべて
私とほぼ同世代の人たちが、子供の頃に生まれたものなんだよね。まあ、ゴジラの第1作が作られたころには(昭和29年)まだ生まれていないけれど
昭和のゴジラシリーズが量産されたのは、ちょうど私が小学生の頃の話だし、
なんか、良い時代に生まれましたよ、私と同世代の人たちは。
これ、自慢してもいいよね(笑)
ウルトラセブン最終回、ダンとアンヌ最後の別れ。
「行こう!地球は我々人類自らの手で守り抜かなければならないんだ!」
キリヤマ隊長(中山昭二)のこのセリフ。書いたのは沖縄出身の脚本家、金城哲夫さんです。
このセリフの意味、今の日本人はしっかりと嚙み締めなきゃいけないんじゃないかな。
55年前から分かりきってるんですよ。やるべきことは。
なーんてね(笑)
ほんとですね、もう50年も前の日本人は知っていたのですね。
今こそ日本人は、いや地球人は団結してこの母なる大地、地球を護り抜かなければならないのですね。
地球防衛軍は文字通り「防衛」のための軍備であって、こっちから侵略を仕掛けるための軍隊ではないし、ウルトラ警備隊も勿論そう。フィクションの世界では当たり前のように描かれてきたことが、現実の世界では…。おかしな話、ていうか、危険な話です。危険ですよ、今の日本は。