私はサッカー解説者ではなくて、ただの鹿島サポーターですので、このブログはあくまでも鹿島サポ目線で書いていこうと思います。
まず、キム・ボギョンともめた件について。
あのシーンは、あの場にいた人たち、特にメインスタンドにいた人たちにしか分からない雰囲気というのがあったと思います。
私も、一気にカッとなりましたし、おかげでまだ声が枯れています…。
ドゥトラの回し蹴りが空振りになって、それに対する報復で、キム・ボギョンがドゥトラに向かってボールを蹴った訳ですが、それまでに伏線がありましたよね。
前半は、キム・ボギョンを捕まえられずにやられていましたし、これは私みたいな素人が見ても分かりました。
ベンチにいたドゥトラも、当然、それが分かっていたでしょうし、その気持ちがあの回し蹴りになったように思います。
ただし、それは相手を蹴り倒そうとしたのではなくて、ボールを奪おう、そのまま相手を走らせてはダメだ、という気持ちだったのではないでしょうか!?
それに対して、キム・ボギョンが報復行為をした訳です。
後から映像を見直しても、やはり、プレーとは全く関係なく、ただ単にドゥトラに向かって蹴っています。
これに、カッとならないサポーターはいませんよ…。
それでも、ペットボトルを投げ込むのはいけませんね。
誰にも当たらなくて良かったです。
(あの密集の中に飛びましたから、実際に当たっていないかどうかは分かりませんけれど)
そして、結果的に勝ったのに、セレッソのバスを取り囲むのも良くありません。
昨日の記事では、あのシーンは、松尾はすぐにレッドを出すべきだったと書きました。
それは、ああいうことにならないようにするためにはそうすべきだったと思うんです。
でも、その時のあの場での、サポ目線からの感想は、キム・ボギョンにレッドが出なくて良かったというものでした。
前半、山口と扇原の2人に、イエローが出ていました。
セレッソの方に、カードがたくさん出そうな雰囲気はあったんですよね。
2点リードしている状況で、退場者が出てしまったら、ゴール前をかためられてしまいます。
同点になっていたあの時点でも、10人になったら、ドン引きしてしまうでしょう。
勝つためには、そうならなくて、良かったです。
その点では、なるべく退場者を出さないようにしようという松尾の判定は、ナイスジャッジでしたかね!?
さて、肝心のゲームの内容について。
ゲームが始まってから、流動的なセレッソの前線の4人を、とにかく捕まえられませんでした。
あの攻撃は、見事ですね。
そんな中で、先に失点してしまいました。
その後、鹿島も攻撃に出ようとするのですが、どうにも攻撃陣の動きが少なかったです。
柴崎が入ると、その点は改善することが多いですから、柴崎を入れたかったんでしょう。
誰と替えるかになると、私の好き嫌いで言うと、梅鉢を残して青木を下げて欲しかったんですが、梅鉢が下がりました。
J'sGOALのジョルジーニョのコメントから、抜粋して引用します。
「梅鉢選手の気持ちを考えて、そこに配慮しすぎて、チームがまた3点、4点、取られてしまうとなにも意味がありません」
「その判断によって痛みを伴うときがあるかもしれません。しかし、その痛みは後で話をすることで治していけば、クスリを与えるように治るわけです」
「決断を素速く、義理や人情の部分は試合中だけは捨てて、やるしかないと思っています」
その通りですね。小笠原も、梅鉢を気遣ったコメントを出していますし、興梠ならともかく梅鉢なら、きっと大丈夫でしょう。
まあ、替わりに入ったのが、同い年の選手というところも、ショックだったとは思いますけれど…。
セレッソの2点目が入ったのが、前半で助かりました。
あれが、後半開始直後だったら、修正し切れなかったかもしれません。
マッチレビューのハーフタイムの監督コメントから、引用します。
・グラウンドでも空中でも五分五分のボールは絶対に競り勝たなければいけない。
・ボールスピードを上げて、全体のスピードアップをはかろう。
・前半の失点を引きずることなく、ポジティブな気持ちで戦おう。
これも、昨日の記事に書いたのですが、きれいにボールを回して来るセレッソ相手ですから、ガンガン行くしかなかったと思います。
後半の立ち上がりから、セレッソの重心が後ろにかかって、少しだけ守備的に来てくれたことと、ドゥトラのプレースタイルがかみ合いましたね。
昨日の状況だと、前への突進力のあるタイプは、力を発揮出来ます。
押せ押せでしたし。
感覚的なものなんですが、ドン引きされたらスペースがなくなってしまいますし。
負けたセレッソからすれば、守るのか攻めるのか、はっきりさせておきたかったかもしれませんね。
ゲーム終了後のコメントを見ると、ドゥトラが入ってからの鹿島の布陣は、柴崎が中盤の底に入っていたんですね。
スタジアムで見ている感じでは、小笠原とのダブルボランチに近かったように見えましたけれど。
中盤の4人は、柴崎が下がり気味、ドゥトラが上がり気味という感じでしたかね。
小笠原と柴崎が、後ろの方に入ると、ボールがさばけますし、ロングボールのパスが出ますから、攻撃の選択肢が広がります。
その点は、梅鉢と青木のコンビと比較してはいけませんけどね…。
興梠が得点した後のポーズは、ジュニーニョをリスペクトでしょうか。
ドゥトラの侍は…。
京都ではあれで許されたかもしれませんが、鹿島に来たからには、鹿島新当流をきちんと習ってもらいましょう。
私があまり評価していない遠藤ですが、なんだか、段々、良くなって来たかもしれません。
思い返してみると、昨日、FKを決めて泣いていた野沢も、最初はそんな感じだったかも。
なんだかんだで、昨日も最後まで頑張っていました。
これも、ゲーム展開によるんでしょうね。
東京戦もそうでした。
守備的に行く時には青木や梅鉢が目立ちますし、攻撃的に行く時にはドゥトラや遠藤が目立ちます。
交替させられたり、メンバーを外れたりしても、戦術的なものだということを、選手たちが理解出来れば、色々な布陣が取れそうです。
その点も、ジョルジーニョのカリスマ性なら、大丈夫かもしれませんね。
昨日のTBSチャンネルの解説だった小倉も、ゲーム終了後のインタビューで、ジョルジーニョから、(言葉は違いますが)お前のことは覚えているぞと伝えられて、ウルウルしていました。
ジョルジーニョから、そんな言葉をかけられれば、そりゃあうれしいでしょうね。
解説者まで取り込んでしまうカリスマ性は、さすがです。
梅鉢、頑張れ。
そして、ああいう乱闘シーンでは、興梠と新井場は、頼りになりますね!?
今回も、真っ先に駆けつけていました。
最後に、他のゲームについて。
昨日は、家に帰って来てから、大宮×浦和を見ました。
奇しくも、前半で浦和が2点リードされる展開でした。
浦和の方は、最後まできれいにプレーし過ぎましたね。
途中で入った原口には、突進する力が求められていたと思うんですが、どうにもきれいなプレーをしようとしていたように思います。
大宮の方が気持ちで勝っていたというか、集中力があるというか、そんなゲームでした。
そんなゲームですから、サポーターが怒る気持ちも分かりますけれど。
これまで調子が良かったのに、大宮に負けたくらいで、自分のチームバスを取り囲むなんて…。
浦和サポーターは、ホントにこらえ性がないですね…。
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まず、キム・ボギョンともめた件について。
あのシーンは、あの場にいた人たち、特にメインスタンドにいた人たちにしか分からない雰囲気というのがあったと思います。
私も、一気にカッとなりましたし、おかげでまだ声が枯れています…。
ドゥトラの回し蹴りが空振りになって、それに対する報復で、キム・ボギョンがドゥトラに向かってボールを蹴った訳ですが、それまでに伏線がありましたよね。
前半は、キム・ボギョンを捕まえられずにやられていましたし、これは私みたいな素人が見ても分かりました。
ベンチにいたドゥトラも、当然、それが分かっていたでしょうし、その気持ちがあの回し蹴りになったように思います。
ただし、それは相手を蹴り倒そうとしたのではなくて、ボールを奪おう、そのまま相手を走らせてはダメだ、という気持ちだったのではないでしょうか!?
それに対して、キム・ボギョンが報復行為をした訳です。
後から映像を見直しても、やはり、プレーとは全く関係なく、ただ単にドゥトラに向かって蹴っています。
これに、カッとならないサポーターはいませんよ…。
それでも、ペットボトルを投げ込むのはいけませんね。
誰にも当たらなくて良かったです。
(あの密集の中に飛びましたから、実際に当たっていないかどうかは分かりませんけれど)
そして、結果的に勝ったのに、セレッソのバスを取り囲むのも良くありません。
昨日の記事では、あのシーンは、松尾はすぐにレッドを出すべきだったと書きました。
それは、ああいうことにならないようにするためにはそうすべきだったと思うんです。
でも、その時のあの場での、サポ目線からの感想は、キム・ボギョンにレッドが出なくて良かったというものでした。
前半、山口と扇原の2人に、イエローが出ていました。
セレッソの方に、カードがたくさん出そうな雰囲気はあったんですよね。
2点リードしている状況で、退場者が出てしまったら、ゴール前をかためられてしまいます。
同点になっていたあの時点でも、10人になったら、ドン引きしてしまうでしょう。
勝つためには、そうならなくて、良かったです。
その点では、なるべく退場者を出さないようにしようという松尾の判定は、ナイスジャッジでしたかね!?
さて、肝心のゲームの内容について。
ゲームが始まってから、流動的なセレッソの前線の4人を、とにかく捕まえられませんでした。
あの攻撃は、見事ですね。
そんな中で、先に失点してしまいました。
その後、鹿島も攻撃に出ようとするのですが、どうにも攻撃陣の動きが少なかったです。
柴崎が入ると、その点は改善することが多いですから、柴崎を入れたかったんでしょう。
誰と替えるかになると、私の好き嫌いで言うと、梅鉢を残して青木を下げて欲しかったんですが、梅鉢が下がりました。
J'sGOALのジョルジーニョのコメントから、抜粋して引用します。
「梅鉢選手の気持ちを考えて、そこに配慮しすぎて、チームがまた3点、4点、取られてしまうとなにも意味がありません」
「その判断によって痛みを伴うときがあるかもしれません。しかし、その痛みは後で話をすることで治していけば、クスリを与えるように治るわけです」
「決断を素速く、義理や人情の部分は試合中だけは捨てて、やるしかないと思っています」
その通りですね。小笠原も、梅鉢を気遣ったコメントを出していますし、興梠ならともかく梅鉢なら、きっと大丈夫でしょう。
まあ、替わりに入ったのが、同い年の選手というところも、ショックだったとは思いますけれど…。
セレッソの2点目が入ったのが、前半で助かりました。
あれが、後半開始直後だったら、修正し切れなかったかもしれません。
マッチレビューのハーフタイムの監督コメントから、引用します。
・グラウンドでも空中でも五分五分のボールは絶対に競り勝たなければいけない。
・ボールスピードを上げて、全体のスピードアップをはかろう。
・前半の失点を引きずることなく、ポジティブな気持ちで戦おう。
これも、昨日の記事に書いたのですが、きれいにボールを回して来るセレッソ相手ですから、ガンガン行くしかなかったと思います。
後半の立ち上がりから、セレッソの重心が後ろにかかって、少しだけ守備的に来てくれたことと、ドゥトラのプレースタイルがかみ合いましたね。
昨日の状況だと、前への突進力のあるタイプは、力を発揮出来ます。
押せ押せでしたし。
感覚的なものなんですが、ドン引きされたらスペースがなくなってしまいますし。
負けたセレッソからすれば、守るのか攻めるのか、はっきりさせておきたかったかもしれませんね。
ゲーム終了後のコメントを見ると、ドゥトラが入ってからの鹿島の布陣は、柴崎が中盤の底に入っていたんですね。
スタジアムで見ている感じでは、小笠原とのダブルボランチに近かったように見えましたけれど。
中盤の4人は、柴崎が下がり気味、ドゥトラが上がり気味という感じでしたかね。
小笠原と柴崎が、後ろの方に入ると、ボールがさばけますし、ロングボールのパスが出ますから、攻撃の選択肢が広がります。
その点は、梅鉢と青木のコンビと比較してはいけませんけどね…。
興梠が得点した後のポーズは、ジュニーニョをリスペクトでしょうか。
ドゥトラの侍は…。
京都ではあれで許されたかもしれませんが、鹿島に来たからには、鹿島新当流をきちんと習ってもらいましょう。
私があまり評価していない遠藤ですが、なんだか、段々、良くなって来たかもしれません。
思い返してみると、昨日、FKを決めて泣いていた野沢も、最初はそんな感じだったかも。
なんだかんだで、昨日も最後まで頑張っていました。
これも、ゲーム展開によるんでしょうね。
東京戦もそうでした。
守備的に行く時には青木や梅鉢が目立ちますし、攻撃的に行く時にはドゥトラや遠藤が目立ちます。
交替させられたり、メンバーを外れたりしても、戦術的なものだということを、選手たちが理解出来れば、色々な布陣が取れそうです。
その点も、ジョルジーニョのカリスマ性なら、大丈夫かもしれませんね。
昨日のTBSチャンネルの解説だった小倉も、ゲーム終了後のインタビューで、ジョルジーニョから、(言葉は違いますが)お前のことは覚えているぞと伝えられて、ウルウルしていました。
ジョルジーニョから、そんな言葉をかけられれば、そりゃあうれしいでしょうね。
解説者まで取り込んでしまうカリスマ性は、さすがです。
梅鉢、頑張れ。
そして、ああいう乱闘シーンでは、興梠と新井場は、頼りになりますね!?
今回も、真っ先に駆けつけていました。
最後に、他のゲームについて。
昨日は、家に帰って来てから、大宮×浦和を見ました。
奇しくも、前半で浦和が2点リードされる展開でした。
浦和の方は、最後まできれいにプレーし過ぎましたね。
途中で入った原口には、突進する力が求められていたと思うんですが、どうにもきれいなプレーをしようとしていたように思います。
大宮の方が気持ちで勝っていたというか、集中力があるというか、そんなゲームでした。
そんなゲームですから、サポーターが怒る気持ちも分かりますけれど。
これまで調子が良かったのに、大宮に負けたくらいで、自分のチームバスを取り囲むなんて…。
浦和サポーターは、ホントにこらえ性がないですね…。
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