リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

自衛隊は反撃してもいいの?

2017-08-23 | 政治
8月6日の記事で,北朝鮮が日本にミサイルを撃ってきた場合,自衛隊の「反撃」はどこまで許されるのだろうと疑問を書いた.
8月22日の朝日新聞の朝刊(「(安保考) 北朝鮮情勢と米艦防護」)に答えが載っていた.
安保法制以前の米艦防護という文脈のようだが,ミサイルを撃たれて相手を沈めない限り米艦を守れないというような場合,原則は一発だけ撃ってその間に逃げるというもので,相手を沈めるのは過剰防衛と考えられている(いた)らしい.
保留付きとはいえ「リベラル」を標榜している身ではあるが,北朝鮮からのミサイルの脅威が現実味を帯びるなか,もどかしさを感じてしまう.この説明によれば,北朝鮮が艦隊や爆撃機を送ってくるならともかく,東京にミサイルを撃ってくるような場合,ミサイルを迎撃するのは自衛として当然だろうが,北朝鮮のミサイル基地をたたくことまでは許されないのだろう.
今さらだが現代の戦争は艦船や飛行機を送らなくてもミサイルだけでできる.自衛隊はそういう場合の備えになりえているのだろうか.
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