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超弦理論 反陽子

2023-10-06 11:54:41 | 理論物理学 素粒子
反陽子は、陽子と質量とスピンが全く同じで、陽子とは逆の電荷を持つ反粒子。

 超弦理論では、陽子は開いた弦で説明されており、この弦が四分割された支柱がクォーク化すれば、陽子は、uクォーク二つとdクォーク一つからなる複合粒子のように見える。同様にして、反陽子は、超弦を四分割して反uクォーク二つと反dクォーク一つからなる複合粒子のように見える筈です。

 しかし、標準モデルに於ける反陽子のクォーク構造には欠陥がある。実際これは、欠陥ではなくて欠如だと思うが、バリオンには、プラス二電荷をもつuuuの複合粒子は存在するが、反u反u反uの複合粒子は存在が確認できていない。即ち、マイナス二電荷をもつバリオンは見つかっていない。反陽子が反uクォーク二つと反dクォーク一つがからなる複合粒子ならば、反u反u反uの複合粒子は、必ず存在している必要がある。

 超弦理論では、陽子は開いた弦で説明され、この弦が四分割された支柱がクォーク化されている。一本換算の支柱はuクォーク、二本換算の支柱がdクォークに相当しているので、陽子の超弦が閉じている状態は、u、u、d支柱を、辺としている正三角形になる。

 電子は、二分割の状態がホログラフィックエリア内では存在している。この場合には、電子は、マイナス1/2弱電荷をもち、残りの電荷はアイソスピンのZ成分となる。

 また、ホログラフィックエリア内に於いて、電子は、マイナス2/3超電荷を持つこともできて、この場合には、電子ニュートリノがマイナス1/3電荷を担う必要がある。

 超弦理論は10次元理論なので、三世代の別々の世界が重なり合っている状態が基本となる。そして、この10次元世界では、電子も又、分身の術を使うことが可能になる。

 電子は、1/2弱電荷の状態から、更に分裂して、1/3超電荷の状態になることができると考えられる。このように、電子が分身の術を使って完全なクォーク化がなされた状態が反陽子の全クォーク構造であると考えられる。

 この解釈からは、電子ニュートリノが電子の分身である必要性が生じている。即ち、電子と電子ニュートリノは別々の粒子ではなく、其々が自身の分身である必要性がある。

 同様にして、ホログラフィックエリア内の陽子も、分身の術を使う事ができる。陽子は、10次元のホログラフィックエリア内でu、u、d に分身しているが、この分身は幻ではない。実体を伴った分身となつている。これは、ホログラフィック原理による投影と同じ状態だと考えられる。通常の投射は影のような存在であるから実体はないが、10次元理論の投射には実体があると考える必要がある。
 

反陽子は1955年にセグレとチェンバレンによってカリフォルニア大学バークレー校の加速器ベバトロンを使った実験で最初に発見された。

性質
反陽子は、陽子と衝突すると対消滅を起こして数個のパイ中間子などになる。

反陽子の電子質量比は、1836.1526736 ± 0.0000023(相対標準不確かさ 1.2 × 10−9)である。陽子の電子質量比は、1836.15267245(75)[1]であり、陽子の電子質量比との有意の差は見いだされていない[2]。

実験
反陽子は反物質であり、自然には地球上に存在しない。高エネルギーの宇宙線が飛び交う宇宙空間や、加速器を用いた実験施設等で生成される。

加速器で生成した反陽子を用いた実験には以下のものがある。

陽子・反陽子衝突実験: テバトロン
反水素生成実験:
電子を反陽子で置き換えた原子の性質を調べる実験(例えば反陽子ヘリウム原子):
また、宇宙空間で生成された宇宙線反陽子の観測実験も行われている。

低エネルギー宇宙線反陽子観測実験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コメント
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