アプリコット プリンセス

チューリップ城には
とてもチャーミングなアプリコット姫がおりました

超弦理論  カビボ角

2023-10-17 10:29:04 | 理論物理学 素粒子


 今までは素粒子の質量を重点的に示してきましたが、クォークの混合状態は、結合定数から導かれている。カビボ角はストレンジクォークとダウンクォークの混合状態を表しており、この混合があれば、(up、strange)の結合定数がフェルミ結合定数の1/4にしかならない理由が説明できる。

 👆は、二種類の混合角を基本構造としてプロットしている。(からを割り出し、を求めようとすれば、必ず、👆の基本構造が必要になる)

 弱い相互作用の場の混合を表す混合角が、弱混合角(weak-mixing angle)、もしくは、ワインバーグ角(θw)ですが、これは、馴染のある ①/1⃣ に相当する。👆に示されている通りに、今度は
カビボ角(θc=13.04°)に相当する重空間を考える。

 ワインバーグ角(θw)は、Ⅲ²Ⅲ⁴を隔てる分離空間になっているのに対して、カビボ角(θc=13.04°)はに重複する重なった空間になっている。

 この二種類の混合角が本質数に与える影響を考えるには、これらの混合角の成り立ちを知る必要がある。これらの混合角は、10次元空間の構造と、絶対時間に於ける進化の過程を表している。これは、新たな空間進化が絶対時間の時計の針の傾きとなって表面化しているのだと考えられる。そして、この進化過程はビッグバンモデルでは説明できない。


カビボ・小林・益川行列(カビボ・こばやし・ますかわぎょうれつ, Cabibbo-Kobayashi-Maskawa matrix)は、素粒子物理学の標準理論において、フレーバーが変化する場合における弱崩壊の結合定数を表すユニタリー行列である。 頭文字をとってCKM行列と呼ばれることが多い。クォーク混合行列とも言われる。 CKM行列はクォークが自由に伝播する場合と弱い相互作用を起こす場合の量子状態の不整合を示しており、CP対称性の破れを説明するために必要不可欠である。この行列は元々ニコラ・カビボが2世代の行列理論として公表していたものを、小林誠と益川敏英が3世代の行列にして完成したものである。

1963年、カビボはそれまでのゲルマンらの研究により導かれていた弱い相互作用の普遍性を保存するためにカビボ角(θc=13.04°)を提唱した。当時まだクォークモデルは存在していなかったが、これはダウンクォークやストレンジクォークがアップクォークへと崩壊する場合にかかわる現象(|Vud|² および |Vus|² に相当する)をよく説明できた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする