アプリコット プリンセス

チューリップ城には
とてもチャーミングなアプリコット姫がおりました

超弦理論 ビッグ リバーサル宇宙

2023-10-22 10:20:15 | 理論物理学 素粒子


 ビッグバンモデルは、基本的に四次元的な宇宙であり、余剰次元は不要である。超弦理論は10次元で表記されるが、ビッグバンモデルにとっては、この余剰次元は邪魔な存在なのだ。

 宇宙が一点から始まったとする考えは非常識だと思うのだが、膨張宇宙の始まりに遡れば、この非常識が常識になってしまう。

 ビッグ リバーサル宇宙 (大逆転宇宙) は、全ての常識を覆して、今まで正しいものとされてきた考え方や決定を根本から変えてしまう概念が含まれている。

 ビッグバンモデルは、一般常識の枠内で考えられた最大公約数的な宇宙モデルであると言える。対して、ビッグ リバーサル宇宙には一般常識が全くない完全非常識宇宙だと言える。

 完全非常識なので、全ての常識的概念が逆転することになる。例えばの、宇宙の大きさが素粒子よりも小さかったり、ヒッグス粒子が次の新しい宇宙卵であったりする。

 但し、当然ではあるが、この非常識は宇宙開闢の瞬間に現れるのであり、現在進行形の非常識ではない。

 また、4次元宇宙で対称性が破れているように見える事象も、10次元宇宙では対称性が保たれている。本来であれば、陽子と電子は対称的にできている筈なのですが、両者は大きく異なった性質を持っている。これは、4次元宇宙で対称性が破れているように見える事象であり、10次元宇宙であれば完全な対称性がある。

 ヒッグス粒子は、今は小さな宇宙卵ですが、この卵は少しずつ成長して新しい宇宙となって生まれて来る。
※これは、あくまでも比喩的な表現なので、卵とか産まれるとかの言葉は正確ではありません。

 この、ビッグ リバーサル宇宙 (大逆転宇宙) は、完全非常識ですが、完全対称性を持ち合せている。宇宙開闢の瞬間に、陽子と電子も生まれ変わり、プラスとマイナスの電荷も逆転する事になる。これは、内側と外側が入れ替わる事を意味しており、今まで内側だと思っていた領域が外側になることで、外側は内側になるのだ。

 更に、開闢の瞬間で、今の古くなった宇宙は消滅することになる。この消滅の仕組みは、前の記事に書いた弦の打ち消しシステムによる。 
 
コメント
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