👆は、第一世代10次元空間と第二世代10次元空間の関係を大まかに表している。基本的な構成としては、係数2(ゴースト分を含む)、外殻部Ⅰ²、内部空間 lnⅠ²、が Ⅱ になる事を示している。
目的は、Ⅰ を決定する事で超弦理論の初期条件を見付けることにある。
弦の最小単位を超弦理論の初期条件として定義するには大きな問題がある。例え弦の最小単位を定めたとしても、(ひも)を切断する事ができれば、最小単位は更に細かく分割されるのだから、(ひも) には、切断できない理由が存在していることになる。
この(ひも)の最小単位を 1(いち) であると考えることもできるが、その場合には、外側に向かって 1,2,3,4・・・・内側に向かって 1,1/2,1/3,1/4・・・・と際限なく(ひも) の状態が増えてゆくので最小単位の意味はなくなる。
どうも、弦の最小単位を超弦理論の初期条件として定義する前に、もう少し、👆の公式の意味を考える必要がありそうだ。
(ひも) の単位 1(いち) は最小単位ではない。👆の公式はそれを示しており、単位 1(いち)を基準にして外側に向かって 1,2,3,4・・・・内側に向かって 1,1/2,1/3,1/4・・・・となっており、この数が、第一世代10次元空間と第二世代10次元空間の無次元量になっている。
第一世代10次元空間Ⅰは外殻にⅠ²、内部空間 lnⅠ²、がある。内部空間の対数表示は、正しく、内側に向かって 1,1/2,1/3,1/4・・・・になっている事を表している。
即ち、この(ひも)の単位である 1(いち) は最小単位ではなく、境界単位になっていると考える必要がある。(第三世代10次元空間の境界単位は、1⃣ と ① に相当する)
弦の最小単位を超弦理論の初期条件として定義するには工夫が必要になる。それは、弦の最小単位には、足し算と引き算、掛け算と割り算の関係にある外部空間と、対数的に表される内部空間が存在するからで、その両方を包括する新しい単位を考える必要がある。
ネイピア数(ネイピアすう、英: Napier's constant)は、数学定数の一つであり、自然対数の底である。ネーピア数、ネピア数とも表記する。記号として通常は e が用いられる。その値は
e = 2.71828 18284 59045 23536 02874 71352 …
と続く超越数である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
対数の場合には、ネイピア数と呼ばれている e が単位になっている。そして、内部空間を包括する為には、この e を、超弦理論の初期条件に使うのが理想である。