若い頃の職場の友人二人と会ったよ。
約50年前、会社の同期の友。
あの頃君は若かったぁ♪私も若かった。
たった今も鮮やかに制服姿の友人が目に浮かぶ。
50年も前!!!・・・なんということだろう!!!
いや、なんということじゃなく、そういうことなんだ・・・
感慨深い。思えば遠くにきたもんだ♪
その頃の私は暗い暗い暗い自分だった。
そんなふうだったと言ったら、
当時同じ部署だった友人はそんなことなかった、と言う。
彼女は屈託なくひらひらと美しく舞うように仕事をしていたように見えた。
あんな風に出来たらどんなに楽しいだろうって思ってた。
そしてそういうふうに出来ない自分はダメと思ってた。
そのことだけじゃなくって、
15、16、17と私の人生暗かった♪という昔の流行り歌の一節みたいに、
私の人生暗かった。18、19、20も暗かった。
人からどう見えようとそんなふうだったという思いは消えないもんだ。
今の自分の方が暗くない。明るい。いい加減。どうでもいい風。
当時気づいてなかったけど、あの頃は不安の塊だったんだろうなぁ。
コレコレこんなふうに生きていきたい、なんてのがなかった。
いつ死んでもいいなぁ・・なんて思ってた。
死んでしまおうとは思ったことないけど、
生きていきたいという強い欲求もなかった。
息が続くからただ自動的に生きてた。そんな感じ。
これからの人生をしゃあしゃあと生きていける自信もなにもなかったんだろうなぁ。
先行き真っ暗という言葉があるけど、そういう感じだったのかもしれない。
劣等感ばかりだったから、こんな自分なんか・・・だった。
なんでそんなふうだったと考えてみれば、比較の世界に生きてたからだ。
当時より今の方が生きてて楽なのは、昔ほど比べることをしないからだろうなぁ。
人それぞれ。みんな違う。比べようがない。
「これ」がいい、というのが無意識のうちにあると、
すぐ比較して、「これ」ではない自分を否定しがちだ。
こういうことを書こうと思って書き出したわけじゃないのにこういうことになったよ。
やはり書くことは面白い。