COPDだという診断が誤診だったことは前に書いた。
10年日記というのを数年前からつけているんだけど、
この前去年の日記をなんとなく見ていると、
・・今日も少しだけど、胸が痛いことあった・・・云々
・・なんぞとと書かれているページが幾つかあった。
いや、思いおこせば、そんなふうに痛いと感じたこと、痛いと思ったこと、は確かにあった。
実際にその瞬間、物理的な私の身体に何か異常なことが起こっていたのかもしれない。
起こっていなかったのかもしれない。
それは誰にもわからないことではあるけれど、
最近そういうことは全然ない・・のである。
去年という一年間、私の意識には自分はCOPD患者である、という呪文みたいなものはあった。
年がら年中四六時中それが脳裏から離れないというわけではなかったけれども。
けれど、今年になってそれが誤診だとわかってからは、
胸が痛いということが無いのである。
今年の自分にはCOPD患者ではないという呪文みたいなものが作用している・・・
のではないかと考えられる・・・かように思ったりするのである。
ディーパック・チョプラ氏という名前だったと思うけれど、
その人はインド人のアメリカの医師なんだけど、その人の書いた本に、
誤診であなたの余命はあと三年(三カ月だったかも・・)と宣告された人が
ちゃんと三年後に死んだ、という話があった。
死後解剖すると何の異常も見つからない、健康体だった、という。
思い込むことで人は死ねる能力を持っている・・・
思い込みの強い私は他の医者にも診てもらわず、
ず~っとCOPD患者として過ごし、
ちゃんとそれなりの症状を感じ、呼吸がしにくくなり、
生きにくくなり、COPD患者として、死んでいくことになったかもしれない。
私にはわかりませんが、何らかの理由で家族の強い希望により、
遺体を解剖してもらうことになり・・・・・アレレ???!!!
意識の力というものを発揮してあの人は亡くなった・・・
と、後世に伝えられるほどになるやもしれぬ・・・・・