ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

意識のリボン

2022-03-04 16:55:57 | 本を読んで
綿矢りさの 意識のリボン という小説を読んだよ。
とても面白かった。

これとはちょっと違う話しだけど、
私も雲の上の、明るくて、輝いてて、心地よくて、
一人だけで他の人影は見えなかったけれど、
ちっとも寂しくなくて、幸せな気持ちしか感じなかったところに
居たことがあったよ。
そういう場所に行ったわけじゃないのは勿論だよ。
そういう意識の私だったことがある。

以前にここで書いたことがあったかもしれない。
結構たくさん書いてるので探すのも大変だから確認してないんだけど。
「意識のリボン」は作中の真彩という女の子が交通事故で、
死の間際の意識の中身が書かれたもので、
私のはそんな状況ではなかったけどね。
10才になる前だったと思う。
私の意識というより、
意識の私が
そこに行けた。
そこはとても居心地がよくて明るくて、
他の人影は感じられなかったけど、
寂しいという気持ちなどなくて、
ただ快適だった。
いや、快適なんていう ちんけ なものじゃなく、
そう、こういうのを天国というのかもしれないと、思う。
けれど、その時、今はここにいてはいけない、
身体の私がやってるところに帰らなくちゃ!
という思いが生まれて、
そうするとこの世の意識の私に帰れた。
又、行って来よう🎵と思って、
意識をそうなるようにすると
雲の上のようなところに行った。
勿論、意識の私が。
まぁ、信じて貰えなくても構わないんだけど。
上に書いた、 意識をそうなるようにすると、
という方法は意識を何処かに持って行く、ということなんだけど、
そういうことをしなくなったら、
出来なくなってしまった。

上に書いたことがあったのは・・・・
自分に 意識 というものがあった!
という発見の日々だったと思う。
そして、
意識の私 は私以外誰も知らない、わからない、
その事に最強の驚きを感じたのだ。

誰もが全員、それぞれの意識の自分しか知らない。
その世界でしか生きられない、ということに
天地がひっくり返るほどの驚きを感じた。

勿論、その意識に働きかける意識は無数にあって、
働きかけたり、働き掛けられたりして少しもじっとしてないんだけど。
そんなこと、書くまでもなく当たり前のことで誰もがわかっていることだと思う。

私の意識が認識している世界は、
在る現象としての世界とは別物だ
ということに、
小学生の私は心底驚いた。

近くの八百屋さんは私の意識に、
あそこのおじさんは汚いとかあるけど、
他の人の意識には感じのいいおじさん、かもしれない。
そう、気がついて、
一人一人違う世界に住んでる!
世界は人の数だけあるんだぁ!!
この驚きは忘れられない。

ロシアが戦争を始めた。
それを知らない人もいる。
近くにいるもうじき三才の孫は知らない。

この孫の世界に戦争はない。
この孫の世界に戦争をもたらしたくない。


大腿骨頚部骨折40

2022-03-02 17:55:57 | 日々の暮らし・思い出
骨折して明日で1年5ヶ月経つ。
だいぶ良くなってると思うけど、ここのところCORONAの陽性になって、
歩いたりもしてないから、
そういうのはあまり良くないかなぁ、なんて思ってる。
その日によって脚、腰の感覚が違う。
もうマリオネットみたいな感じはごくごく少ないんだけど、
やはり、骨折前とは全く違う身体の感じ。
日常の事柄は何でも出来るけど、
脚に意識が行かないことは無い、そんな感じ。
もうじき三才になる孫と一緒に歩く時、孫が走り出すと、ついていくのが大変。
三才の走りで、私の身体はこうとしか出来ないのだ。
これがわかったときは、日々成長する孫と二人だけで歩くのはちょっと危ないかも、と思ったよ。
いきなり走り出したりして、そこに車が走って来ることもあるからね〰️
まぁ、こんなんで、私の右足はこれからもっと良くなるのか?
ならないのか?
それは神のみぞ知るのか?
けれど、もっと良くなりたいという望みはまだまだあるから、
やれることはやっていこうと思う。