引っ越し準備で部屋がどんどん変わって行く。
今回の石垣の暮らしが終わるというので、
友人たちが遊びに来てくれた楽しい半月間の暮らしが終えて、引っ越し準備がスタート。
元々広くないマンションだから物はそれほど多くないけど、
それなりにいろいろある。
昨日はこっちに来て買った中古の軽自動車に電子レンジやテレビなんかを積んだ。
この車、船会社が石垣港から船に乗せて東京の有明埠頭まで1週間くらいで運んでくれる。
軽でもなんだかんだ色々乗せられるからすごく助かる。
内地から物を運ぶより、離島から物を運ぶ方がお金が多くかかるようなんだ。
それに乗せて運ぶ物を厳選。
まだ10日ほどここに住むからそれに要るものは乗せるわけにいかないし、
宅急便で運びたくない物、運べない物を乗せる。
で、テレビや電子レンジも選ばれた。
今朝6時過ぎに目覚め、さぁ、テレビ体操をしましょうと思った・・・
そうだ、テレビないんだっけ。
昨夜も冷凍庫に在る凍ったご飯をチンしようと・・・あ、電子レンジないんだっけ。
で、鍋と小さなざるとご飯茶碗を使って蒸しました。
美味しいホカホカご飯が出来ました。
稲垣えみ子さんの「寂しい生活」にもあったけど、チンするより美味しい感じ。
テレビもなければないでやって行ける。
かといってテレビもチンも手放すつもりは今のところないけれど、
何かの事情で、例えば原発事故とか・・使うことが出来なくなっても構わない。いい。
そんなふうにあらためて思う。
在ればあったで使うが無くなっても構わない…だっけ・・
・・・確かこんな言葉があったけど、
そういう覚悟のようなものが自分や夫にあることを再確認する、
と言ったら大袈裟かもしれないけど、そんな暮らしが経験出来て面白い。
今も起きて来た夫が私がさっき淹れたコーヒーをチンしようとして・・
「あ、ないんだっけ・・」と。
昔の喫茶店でいい加減な店は冷めたコーヒーを鍋で温めていたけど、
それみたいに「鍋でわかしたらいいよ」と私が言ったら、
「いいよ、これで」と夫。
いい加減な私と夫でありました。