再読のための覚え書き
彼岸過迄
夏目漱石(1867-1916)
後期三部作の一作目。
六つの短編と最後の「結末」から成り立つ長編小説。
大学を卒業して仕事探しをしている田川敬太郎は、友人の須永市蔵に紹介され、須永の叔父で実業家の田口要作を訪ねる。
田口は敬太郎に、「停留所で降りるある男の行動を探ってほしい」と依頼する。
指定の時間を過ぎた頃、敬太郎が見ていた女性の前に、目的の男性が現れた。
そして敬太郎は二人の行方を追うが……。
2023.7.8読了
彼岸過迄
岩波文庫
1939年11月29日初版発行
1988年4月6日46刷
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