再読のための覚え書き
ジャン・クリストフ(五)
ロマン・ロラン(1866-1944)
豊島与志雄訳
クリストフは、詩人のオリヴィエと意気投合し、一緒に暮らすようになった。
牧師や軍人など様々な人々と知り合いながら、それぞれ議論を戦わせる。
祖国の母からの手紙を手にして、クリストフは再びドイツに戻るが……。
「もし芸術に国境があるとすれば、その国境は人種の間の境界というよりも、階級の間の境界と言うべきだ。フランスの芸術とかドイツの芸術とかいうものがあるかどうか、僕は知らない。しかし富んでる者らの芸術があり、また、富んでいない者らの芸術がある。」
2023.1.13読了
ジャン・クリストフ(五)
岩波文庫
1935年9月15日初版発行
1976年8月10日30刷
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