雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

青もみじ

2017-04-27 | 京都行き


新緑の京都へ行ってきました。

日本の観光地で人気ナンバーワンの「伏見稲荷」へ。
幻想的な千本鳥居が世界のSNSで人気らしいです。
駅を降りると、初詣並みの大混雑。
外国人や修学旅行の学生たちで大賑わいでした。

パワースポットの神秘性も無く、ぞろぞろと行列で朱の鳥居をくぐりました。
人がいなかったら、この光景はなかなかのものです。



青もみじ。
桜の終わった後の、新緑がみずみずしい。
この季節、一年中で一番好きです。




町中へ戻って、同志社大学キャンパスを散策。
煉瓦造りの重厚な建物が点在しています。
創始者新島穣や八重の足跡を見て歩きました。学生たちは授業中。
人もいなくて静かでした。

その後、同志社の「寒梅館」でフレンチを頂きました。
ここはロースクールの建物。その7階にあるレストランです。
全面ガラス張りで、京都の大パノラマが広がっています。
しかも目の前にあの大文字山が!
景色も食事もゆっくり堪能しました。
ここお勧めですよ。

同志社のすぐ横にある「相国寺」へ。
たまたまここの美術館で「伊藤若冲展」が開催されていました。
相国寺の高僧と若冲は、師弟関係で深い縁があるようです。
金閣寺の襖絵や屏風に描いたものをここで保管。
若冲の描く何とも言えないユーモラスな寅。鶏、鳥たちに植物。
若冲の作品を初めて見ました。感激です。

あと、目の前の老舗和菓子屋さんでお抹茶を頂いてまったり。
予定していた鴨川デルタも、石塀小道も行かず。
この日は、同志社界隈で一日が過ぎました。

思いがけず若冲が見られて大満足♪
みんなとは、一昨年の京都以来の再会です。
1年に2回は会おうね~と言ったのは誰でしょう(笑)。
もう30年のおつき合い。みんな元気でほんとうに何よりです。
また来年。やっぱり京都かな・・・。







コメント (2)

しっとり京都

2016-06-26 | 京都行き

maribellさんの所属している会の集まりに行ってきました。
私も一応その会の賛助会員です。

すばらしい企画で、日ごろあまり体験できない所に行くことが出来ました。
最初は「M錺金具製作所」見学。
神社仏閣の建物を装飾する錺金具の工房です。
創業140年。4代目ご当主に案内していただきました。

製作過程のお話を聞き、職人さんの仕事場にもお邪魔して実際に見せて頂きました。
京都御所・伊勢神宮・東大寺・出雲大社・・・。
奈良京都の神社仏閣始め、熊本城、彦根城お城の錺も手掛けています。
祇園祭の山鉾やお神輿の装飾もここで。

まさに匠の世界。

気の遠くなるような緻密な手作業。
若い職人さんががんばっておられました。
日本の伝統工芸をコツコツと守っている姿、やはり京都ですね。

ひとつ分かったのは、錺のあちこちにみられる「ハート型」。
これってモダンな新しいデザインかと思ったら、
「猪目(いのめ)」と言って、猪の目尻がハート型なので日本古来の模様だそうです。
獣の目で魔除け。招福、縁起がいいそうです。
鈴にもありますよ~。
今度お寺に行ったら、錺の中にハートを見つけてみよう。


後半は、「法然院」でご住職のお話を聞きました。
ここは、秋の紅葉が有名ですが、新緑もまた美しい。
しとしとと降る小雨も、しっとりと。
静寂な本堂で、いろんな鐘の音を奏でて頂きました。
和の鐘の音。
ご住職のお話もユーモアたっぷりにお話し上手。
ついつい長く聞き入ってしまいました。
時間がなくて境内を散策出来なかったのが残念でした。

いろんな分野で活躍されているメンバーの皆さんとお会いできたのも新鮮でした。
また次回が楽しみです。

企画運営してくださった役員さん、そしてmaribellさんお疲れさまでした。
ありがとうございました!
素敵な一日でした。




コメント (2)

京都ぶらぶら歩き

2015-10-28 | 京都行き


shirayukihimeさんたちと4人で京都へ行ってきました。
紅葉にはちょっと早いけれど、やはり京都は魅力がある。

今回は、お寺や観光地には行かず京都博物館で開催中のダビンチ展と街歩き。
平日の朝一番に着いたのに、結構な人出。
幻の壁画日本初公開の「タヴォラ・ドーリア」がお目当て。
フレンツェのベッキオ宮殿に完成していたらどんなに迫力があったか。
モナリザと最後の晩餐くらいしか知らなかったダビンチって、発明家でもあったのですね。
思いがけない側面を知りました。
この界隈、歴史建造物がいっぱい。
博物館も、東京駅を設計した辰野金吾の弟子が設計。赤レンガ造りで趣がある。


お昼は、前から覗いてみたかった「素夢子古茶屋家」へ。
呉服屋さんの店舗を改装した韓国料理店。
ポジャギの大きな暖簾。韓国の古い家具。白磁や作家ものの食器etc。
なかなか雰囲気があって落ち着く。
話題は、芥川賞の又吉氏の火花に太宰の人間失格・・・。
みんなよく本を読んでますね。
Fさんの太宰論に、苦手だった太宰も読んでみたくなった。
宮廷料理からチョイスしたおかずがいっぱいの定食も美味しかったな。
久しぶりの韓国料理に、また韓国に行きたくなった。

あとは街をぶらぶら歩き。
伊衛門サロン~千總ギャラリー~文椿レトロビル~永田萌ギャラリー~鳩居堂~ANGERS
烏丸から高倉通り、寺町、河原町界隈を行き当たりばったり。
お茶は、博物館の前田珈琲で。ここはね元日銀京都支店の金庫だった場所。
重い石造りの扉が入口。昔の金庫の中でお茶。ここにお金がどっさりだったのね(笑)

骨董屋を覗くのも楽しい。
shirayukihimeさんは、ちいさなぐい飲みやかわいいお皿を買いました。
Nさんは、とっても似合う大判のスカーフ。
これも出会いですね~♪みんないいお買い物が出来ましたね。

帰り道、本能寺の看板が目に。
寄ってみたらまあ立派な大きなお寺。信長の廟も。本能寺は一度来てみたかった。
今回唯一のお寺参りでした。

秋の日暮は早い。
快速電車で運良く座れて、神戸までまたまたおしゃべりの花。
一年ぶりに皆に会えて楽しかった。
一年で一回では少ないから2回にと言いながら・・・1年はすぐに過ぎてしまう。
ではでは、春にまたどこか行きましょう~





コメント (2)

京都

2015-06-21 | 京都行き

20年来の仲間の還暦祝いに、一泊で京都へ行ってきました。
6人の仲間の内、最後の二人が還暦を迎えました。これで全員還暦過ぎました~。
それにしても今の60歳の若いこと!
昔に比べたら、見た目も中味も10歳は若いと思う。

小雨の中、南禅寺別荘群を抜けて疏水インクライン~無隣庵へ。
桜の春や紅葉の秋もきれいだけれど、
しっとりと雨にぬれた青もみじの、この季節も美しい。
南禅寺別荘群と呼ばれるこの界隈、ガイドマップに載っていない散歩道らしいです。
先日BSで井浦新さんが紹介していたので、初めて知りました。
南禅寺が手放した広大な敷地に建てられた、財閥の別荘が点在。
その、立派なお屋敷は非公開。
外から眺めるだけですが、落ち着いたたたずまいです。

別荘群の中で唯一見学が出来るのがここ、京都市に寄贈された山縣有朋の別荘の無隣庵。
和風の建物と洋館が二棟、東山を借景に美しい。
別荘の中には、疏水を庭に引き船を浮かべて月見・・・。その壮大さが分かる。


お次は、手焼き煎餅の老舗「田丸弥」へ。
町屋の中にひっそりとあって、お店とは気付かない。
令茶と、とち餅を出していただいて、ゆっくり頂く。ああ美味しい。

午後3時過ぎに、ひとまずホテルにチェックイン。
お宿はブライトンホテル。
広い部屋とお風呂。おもてなしの行き届いたところが気に入っています。
お抹茶の用意もあって、お薄でほっと一息。
これって外国の観光客に喜ばれるだろうな。
夜は、四条烏丸をそぞろ歩き。


このあたり、明治~昭和の建築物が健在。
築100年以上の古い町屋とあいまって、いい雰囲気の町並みです。
今度は建物目当てでゆっくり来たいな。
商家を改築したレストランでお祝い。還暦おめでとう~♪
ここも築100年以上。元呉服屋さんの蔵のある立派な建物でした。

ホテルに戻って、気がつけば深夜の2時。
おしゃべりはエンドレス・・・。


翌日は、西日本一の噂のホテルの朝食。
評判通り、ほんとうにおいしい。

出町柳で「豆大福」購入。通りがかりに見つけた地元の漬物屋さんを覗く。
季節の野菜のぬか漬けが美味しそう~。いろいろ買いました。
朝から、地元のお客さんが結構来ていました。こういうのが旅の面白さ。
お土産をたっぷり買ったのでもう要りません。

今日の観光は、まず金閣寺へ。
10時に着いたのにまあすごい人。観光バスの行列。さすが人気の世界遺産♪
実は初めて。水面に映る姿も凛として美しい。
外国人もわんさかと。遠足や修学旅行の小中学生でいっぱいでした。

お隣の仁和寺。
生憎、肝心の建物が修理中で見るところなし。そのせいか観光客はちらほら。
期待していたのに・・・残念でした。

最後に向かったのが、大覚寺。
広大な敷地に立派な造りの建物が続く。
大沢の池に、しとしと降る小雨が絵になります。
丁度、和装のお嫁さんと紋付き袴のお婿さんが。いいですね~お寺の結婚式。
おめでとうございます~とみんなで祝福しました。

さすが門跡のお寺。その壮大なこと。
元は嵯峨天皇の離宮。平安より1200年。
皇族の財力を見せつけられます。
おみくじをひいたり、御祈祷したり、思いがけずここでゆっくり過ごしました。
ハスの花がまだだったのが残念…。

最後に、マスコミでも紹介されていた手作りのお箸屋さんへ。
注文して出来上がるのが10月。
夫に黒檀。私は深紅木を買いました。一生もので修理も随時してくれるらしい。
一膳1万円のお箸。ちょっと奮発しました。

今日は、一度も珈琲を飲んでいないね~と、帰路喫茶店を探してお茶。
通りがかりだったのに、炭焼きのおいしい珈琲を飲めました。

やっぱり主婦です(笑)夕食に間にあうように帰ってきました。
今回は幹事だったので、ホテル・食事・観光と、ネットで調べてスケジュール作り。
リコーダーの練習を兼ねて、Sさんと打ち合わせを3回。
無事にお役目を終わってホッとしました。
朝の散歩で、パワースポットの安倍清明神社に行けなかったのが残念だったけどね。

いい息抜きの京都でした。また行きたいですね~。






コメント (2)

大津ぶらり

2014-10-05 | 京都行き



「ゴルフの日本女子オープン観に行きませんか」次男のお誘いで泊まりがけで、次男宅へ行ってきました。
(写真は三井寺近くを流れる疏水です)

「小さなコンサート」を終えてのご褒美ですね。
コンサートの翌日は、気疲れして片付けもせず散らかり放題。半日だらけてました。
次男の家の大津までは、車で1時間15分~近いです。
ひとり暮らしの1軒家。1階がリビング、2階が書斎、寝室、客間とひとり暮らしには十分な広さ。、
大きな公園が近くにあり、高台なので公園からは琵琶湖が見えます。
いい環境です。これでお嫁ちゃんがいたら申し分ないのですが・・・と母は思う。

夕方着いたので、老舗の鰻屋さんに連れて行ってくれました。
その後、温泉へ。
露天風呂に岩盤浴。岩盤浴が3種類もあってこれが気持ちよかった親子で並んで汗をかきました。
帰り道、膳所城址や古い町並みの北国海道、びわこ大橋を走ってくれました。
琵琶湖の夜景がきれいでした。

翌朝、女子オープンを見に行く主人たちと別れて、ひとりで「三井寺」へ行きました。
丁度この前「鶴瓶の家族に乾杯」で、鶴瓶と佐藤健君が大津を歩いていたので大いに参考になりました。
この前大津に来た時は、「石山寺」に行ったので今度は「三井寺」へ。
天台宗の総本山、大きなお寺ですね。京都ほど人がおらずゆったりと散策。これがいいですね。
高校生の時に遠足で来たけれど、全く見覚えがない。こんなものでしょうか。

この夏に「一切経蔵」の前で「るろうに剣心」でロケをしたらしいですね。
佐藤健君の写真の案内がありました。その時に来たかったわ(笑)
肝心の国宝級の仏像は、展覧会の為美術館へ持ち出されていて、見られませんでした。
弁慶の引き摺り鐘や左甚五郎の龍、見どころもあって楽しみました。

その後、鶴瓶が歩いていた旧東海道の北国海道へ。
宿場町の雰囲気が残っていて、和菓子や湖魚佃煮、提灯、簾屋、茶舗など老舗がぽつぽつとある。
大きな商店街も健在でした。
来週から始まる「大津祭り」のお囃子が流れ、店先や民家の軒先に提灯がかけてありお祭りムード。


(写真をクリックしてね。からくり人形が分かりますか)
「曳山展示館」では山鉾があって、からくり人形が真近で見られた。
桃が割れて、中から唐子がつつ~と前に出てきて止まり、そこでぐるりと1周する。
また、つつ~とひっ込んで行って桃の中に入る。桃が閉まってお終い。かわいい。
「大津祭り」では各町から13台もの山鉾が出て町を流す。
鉾の特徴はどの鉾にもそれぞれ違う「からくり人形」が乗っていること。面白いですね。
からくり人形見たいです。1週間ずれてたら見られたのに残念です。
個展をしていたギャラリーを覗いて、可愛い絵葉書をコンサートに来てくれた人のお礼に買いました。


「大津絵の店」(江戸時代の民族絵)でユーモラスな鬼も見たし、疏水も見た所で「今から帰ります」と息子からメール。
女子オープンもかなりのギャラリーでにぎわっていたらしく、真近で女子プロのプレイが見れて満足だったようです。

夜は、京都まで行って夕食。さすが京都の土曜の夜はすごい人出でした。
そこで、SPらしき黒服に黒い車と人だかり。誰か外国の要人かスターでも来ているのかと聞くと
どうやら安倍総理らしい。そういえばパトカーの赤色灯。
ひと目見ようかと思ったのに、クールな夫が安倍さん見てどうするのと言うので仕方なく。
どうもしないけど見たい。友達とだったら、出待ち?したのにね。
今朝朝刊を見たら、津川雅彦と中井貴一と食事をし京都泊と書いてあった。
まあ、芸能人と食事にもパトカー出動でお騒がせなこと。
京都限定のお漬物もコンサートのお礼に購入。丁度よかった。

わが家に帰ってきてやれやれ。楽しかったね~。
次男が企画してくれた1泊2日でした。
あれこれ手配してくれた気持ちが嬉しかったですね。
ありがとうまた連れてってね~。







コメント (4)