最後の見どころは、「アンコール・トム」。
お昼休憩を兼ねて、お店でゆっくり時間を取ったので、急ぎ急ぎアンコール・トムへ。
アンコール・トムとは、大きな都市と言う意味。
「城壁と環壕に守られた宗教都市」とガイドブックに書いてある。
この中に王宮があり、大勢の人々が暮らしていたらしい。
城壁に囲まれたアンコールトムには東西南北に門がある。
戦いで亡くなった人が帰ってくる死者の門。勝って凱旋は勝利の門から。
観世音菩薩が四方に君臨する立派な南大門。ここをくぐってトムに入った。
南大門に向かう道の両側には、神と阿修羅像がずら~りと並ぶ。
ひとつひとつ顔が違う。まあ壮観です。
広大なトムの中には、いくつもの寺院があり、その中心には、バイヨン(中央祠堂)寺院がある。
ここの観音菩薩の巨大な顔は有名。こんな至近距離で見られるとは思っていなかった。
タンさんが、「漫才師の京唄子さんにそっくりです」って。
まさかカンボジアのガイドさんたちが言ってるとは京唄子さんもびっくりですね。
でもほんとに似てます!
素晴らしかったのは、第一回廊の壁の彫刻。
アンコールワットでは、抒情詩からのものでしたが、ここでは庶民の姿が彫られていました。
面白いですね~興味しんしん。当時の人々の暮らしが事細かく描写してありました。
長い空中参道を歩いた先にあるバプーオン寺院。天上の宮殿と呼ばれるピミアナカス寺院。
広い敷地には、まだまだライ王のテラスや象のテラスなどなど、見どころがいっぱいだった。
どれも、しっかり上まで登って見学しました。
象のテラスの近くで、タンさんが「ほら見て!」って。
そこには、四つ葉のクローバーがびっしりと♪どれもみんな四つ葉でした。
カンボジアのクローバーはみんな四つ葉?いくつか押し葉にしました。
旅の最後のプレゼントです。
今回感心したのは、トイレ事情。
どこも水洗!しかもとてもきれい。遺跡の観光スポットにはきちんと整備されていました。
覚悟していたので助かりました。観光産業はこの国の大きな収入源。
かつては農業大国で潤っていたのに、内戦でダメになったとか・・・。
全て見終えて、ホテルへ。
出発までの2時間、トゥクトゥクに乗ってまたまたオールドマーケットへ。
買い物組とマッサージ組に分かれて、私はマッサージに行ってみたい~という母娘連れのMさんといっしょにマッサージへ。
その間夫はね、ホテルのロビーで本を読んでいました。マッサージ一緒に来ればいいのにねえ。
ホテルに戻って、最後の夕食に出かけた。
テラス席でみんなで乾杯~♪おつかれさまでした~♪
アンコールビールがおいしい。
シエムリアップの空港で、お世話になったガイドのタンさんと別れて機上へ。
ベトナムのホーチミンで深夜乗り換え一路関空へ。
朝方起こされて機内食の朝食。コーヒーを飲んでいるうちに関空に着きました。
みんなとお別れ。またどこかで会いましょうね~
楽しかったアンコールワットの旅が終わりました。
ず~っと憧れ続けてきたアンコールワットは、想像とは違って威風堂々逞しかった。
心ひかれたのは、そこはかと廃墟の様相をあびた、バンテアイ・クデイ。
レリーフの美しかった、プリア・コー。
にこにこ毎回送り迎えをしてくれたトゥクトゥクのおじさん。毎朝ホテルの玄関で手を振ってくれたましたね。
カワイイ~オネエサンカワイイ~と抱きついて来てくれた顔なじみになったお店の女の子。可愛いのはあなただよ。
おおらかで笑顔のひとたち。がつがつしていなくてどこか温かくて優しい。
カンボジアの遺跡は、1000年の時を経てこれからも世界の人々を魅了することでしょうね。