楽しみに見ていた「ダウントンアビーシーズン4」が終わった。
シーズン2は戦争が始まった所でいきなり終わるし、
シーズン3では、中心人物のマシューの事故死という衝撃的な場面で終わってしまうし、
いったいこの続きはどうなるの・・・。シーズン4が待ち遠しかったこと。
さて、シーズン4。
マシューの死を乗り越えてようやく歩き出した長女メアリー。
領地の経営にも意欲を燃やす。
ギリンガム卿と役人のチャールズ、二人の男性との新しいロマンスも。
恋人の消息も分からないまま、女児を産んだ次女イージス。
メアリーと違って男性運のないイージス。
イージスもいくつかの失恋の試練の中で成長してきたように思える。
亡くなった三女シビルの夫トムは、アメリカ移住を考えている。
まさかのアンナの暴行事件や、料理人デージーの恋、相変わらず何か企んでいるトーマス。
下僕になりながらも誠実なモーズリー。
執事のカーソンと家政婦長ヒューズさんの大人の愛。
従姉妹ローズの黒人歌手との恋・・・などなど盛りだくさんの内容で楽しめました。
ローズの社交界デビューのシーンは、まあ~夢のようでしたね。
付き添いのコーラと共に国王夫妻に拝謁する。ダウントン当主のロバートも軍服姿で。
ローズとコーラのドレスがとっても素敵でした。
華麗なるイギリス貴族社会の生活も興味津々。
朝昼夜とわざわざ着替えるんですね。女性陣のファッションも楽しみでした。
それにしても、わが家の食事に正装で。まあなんと肩の凝ることです・・・。
おまけにアメリカからコーラの母と弟までやって来た。
おばあさまバイオレット役のマギースミスとコーラの母役のシャーレン・マクレーン、
両アカデミー女優の丁々発止のやり取りも見ものでした。
古いイギリスと新しいアメリカを象徴しているようでしたね。
二人の男性に思いを寄せられ、新しい恋を考えるまでになったメアリー。
娘を知人に預け見守ることになったイージス。
手を繋いで海辺で遊ぶ執事のカーソンと家政婦長のヒューズのなんとも微笑ましい姿・・・。
シーズン4のラストは、それぞれの幸せの予感で終わりました。
さて気になるのは、メアリーはどちらかと結婚するのか。
イージスは娘と一緒に暮らせるのか。
トムは、アメリカに行くのか。
ベイツは妻アンナの暴行犯の死に無関係なのか。
早く続きが見たいけれど、幸せなラストだったので当分は我慢できそうです。