長いタイトルですが、要は海外旅行の添乗員付きツアーにでひとりで参加すること。40歳になった益田ミリさんが、10年かけて世界の美しいものを見てみよう~と一大決心。一緒に行く人がいなくても、語学が出来なくても、添乗員付きツアーがあった! 41歳の時に背中を押されるように参加。そのレポートがこれ。漫画家でエッセイストのミリさん。楽しい文章で一緒に行った気分♪ 夜も寝ずに一気読みしてしまった(笑)。行先は憧れの「オーロラの旅」「クリスマスマーケット」「モンサンミッシェル」「リオのカーニバル」「平渓天燈祭」「プリンスエドワード島」の6か所。2011年から出発。10年前のツアー代金はお安い。持ち物から、機内食、お土産に至るまできっちりイラスト&写真満載です。彼女の感性がいいね。
あとがきに~ツアーひとり参加の旅は思いのほか楽しく、どの旅にも実りがあった。もうちょっと行ってみたい。そしていくつになっても行ける気がした~と。
そうそう。いつか行ったイタリアでは元気な80代の姉妹が、カンボジアでは90歳の老紳士が参加されていた。いくつになってもその気持ちがあればい行けるのだと感心した。肝心なのはツアーに耐えられる健康な体です。元気な今のうちですね。ミリさん云わく。たとえ叶わなくても行きたいところがあるのはいいものだ。ほんとうにそう行きたいところをあれこれ空想中。
ついでに買った益田ミリの本。Aちゃんお薦め「47都道府県女ひとりで行ってみよう」(33歳から37歳にかけて月1で達成。この本は去年で57版。読まれてます)もあった。現在、益田ミリさん55歳。今どんな旅をしているのだろう。