シーズン5「涙のクリスマス」が終わった。
大きなクリスマスツリーの元にみんなが集まる。
イージスのピアノに合わせてメアリーが歌うSilent night(生歌でしたね)。
さまざまな問題がいい形に落ち着き、
それぞれが新しく生きて行く思いを胸に抱いての夜でした。
イージスは晴れて母娘として一緒に暮らすことになった。
ロバートはさすが父親なんですね、誰かに似ている・・・と、
引き取った女の子が、イージスの娘だと分かる。
気付かないのは長女メアリー。
男性運がなく、卑屈で意地悪だったイージスだけど、
数々の悲恋を経験し、母になって優しく逞しくなった。
トムも娘と共にアメリカに渡ることを決意。
ここにきて、ようやく当主ロバートも本当の家族だと認める。
時代の変化の中で領地運営をやってこれたのもトムの才能のおかげ。
シビルが生きていたら・・・と言う二人。
聡明でエレガントな母コーラ。
莫大な持参金でダウントンの窮地を救った。
アメリカの大富豪の娘が、今では立派なイギリスの伯爵夫人に。
執事カーソンもメイド長のヒューズさんにやっとプロポーズ。
ヒューズさんに遅かったわねと言われ、まるで子供みたいでした。
ほほえましいカップルです。
容疑が晴れたベイツもアンナのところに帰って来た。
デイジーも勉強を続けるようだし、パットモアさんは小さな宿を始めるみたい。
ひねくれた悪党のトーマスも少し変ったようです。
モーズリーとバクスターさんもいい雰囲気ですね。結ばれるといいな。
ローズも気難しい義父を気転で救い嫁として認められました。
バイオレットおばあさまとマシューの母イザベルの恋物語も素敵でした。
その昔、おばあさまにも燃えるような恋があったのですね。
この二人の絆もより深まりました。
長女メアリーは、なかなか再婚に踏み切れない。
やはり亡きマシューが今でも心に居るのでしょうか・・・。
イージスの成長に比べるとメアリーは変わらず。
何だかこれで最終回のようなあっという間の10話。
幸せな中でのエンディングでした。
イギリスではすでに「シーズン6」で、物語は終了しています。
さてこの続きは、また半年くらい待たされるのかな。
NHKさん早く放送してね。
*ケーブルTVミステリーチャンネルで
「ダウントンアビーシーズン1」から一挙再放送しています。
写真は「シーズン1」の頃の三姉妹。
亡き三女シビル、長女メアリー、次女イージス。
この頃はまだ何も始まっていなかった・・・。