面白かった~。
ケーブルTVで「最後から2番目の恋」と「続最後から2番目の恋」が一挙放送。
録画していたのを一気に見ました。
2012年と2014年放送のヒットドラマ。
放送当時はなぜか見逃してました。
鎌倉市役所に勤める独身公務員(中井貴一)とTV局勤務の独身プロデューサー(小泉今日子)。
この二人を中心に、彼の兄妹や彼女の仲間、町の人たちの日々が描かれる。
脚本は岡田惠和。
二人合わせて100歳以上。
二人の微妙な距離感。丁々発止の会話が面白い。
それになんといっても、舞台が鎌倉。
ドラマを通して四季折々の鎌倉が楽しめた。
二人が住むのが江ノ電の「極楽寺」。
勤め帰りにこの駅を乗り降りする。この駅が何度も登場する。
会社をさぼって二人がデートした茶店は、この前行った「円覚寺」境内にある。
国宝の大鐘を見学しながら、ここだったなあ~と。
「極楽寺」の駅にも思い出がある。
10年位前のひとり旅。
「ごくらくじ~」のアナウンスにふらりと飛び降りた。
訪ねた極楽寺は思いのほか小さなお寺だった。
しかも4時半が閉門とあって誰もいなかった。無人駅に無人寺。ひとりで紅葉を楽しんだ。
駅のすぐ側のギャラリーでお茶を入れて頂きオーナーと世間話。
もうすぐ閉門だから急いでと、荷物まで預かってもらった。
あのギャラリーは今もあるだろうか・・・。
民家すれすれまでコトコト走る江ノ電。
どの駅も降りてみたくなる。
猫のいる路地。落ち着いた家並み。
江ノ電の思いついた駅で降りて、何でもない路地を歩く。
そんな旅がしてみたい・・・。
このドラマを見てそんな思いが膨らんでいる。
もちろんひとり旅。
足の向くまま気のむくまま。