アジアはでっかい子宮だと思う。

~牧野佳奈子の人生日記~

アメリカ復活に乾杯

2008-11-05 | ~2012年まじめ系の日記
オバマさんがアメリカの大統領選を制した。
素直に、超うれしい。

彼の勝利演説や過去の演説などを聞けば聞く程、そして彼の価値観を知れば知る程、彼が超大国アメリカのリーダーに選ばれたことをうれしく思う。

っていうか、さっきNHKを見ながら泣いちゃったんだよね。

オバマさん、あんた本当に感動的なこと言ってくれるよ(涙)



地元福井県の一角にある小浜市でも、オバマ氏勝利に大盛り上がりで世界のメディアを面白がらせているようだけど、地元の人のインタビューでひと言もオバマ氏自身のことや政策云々といった正当なコメントがでてこない辺り、あぁ所詮田舎町なんだな・・・とガックリさせられる。

でもあのオバマグッズはちょっと欲しいかも。。



それにしても、アメリカ人はこれから自分の国を心から誇りに思うことだろうな。
それもまた羨ましく思う。

ブッシュ政権の失態のおかげでオバマ候補が圧勝できたのかもしれないことを考慮しても、それでも金や権力やいろんなものが渦巻く「選挙」であれだけの圧勝を成し得たというのは、もう素晴らしいのひと言しかない。
しかも資金集めから何まで草の根的にやってきたっていうじゃない。
こりゃフツウの(私の友達レベルの)アメリカの人たちは、よほどオバマ候補を応援していたと思うよ。多分だけど。



世界のいろんな問題に、すぐ絶望的になってしまう私。
彼が勝利演説の中で再び強調した「We can do」という言葉が、私の胸を強く打った。

「106歳の黒人女性が、今日私たちと同じように投票に行きました。私は彼女が生きてきたその100年という年月のことを想いました。彼女が奴隷として連れてこられた100年前には、黒人に投票権はなく、白人のいいなりになるしか術はありませんでした。当時まさか彼女たちが投票できるなんて考えもできなかったことが、今現実になっているのです。」

確かにそうだ。
私たちは、少しずつ社会を変えることができる。
事実、社会は少しずつ、変わっている。ほんの少しずつかもしれないけれど。


オバマ氏が言うように、強い者も弱い者も、社会のマジョリティもマイノリティも、皆が希望をもって生きられるような世界になってほしいと願う。


そうしたアメリカの大きなビジョンが、日本の政治にもどんどん影響してくれればいいな。
どうせ日本が描くビジョンなんて 蚊 みたいなもんなんだから。(っていうか他国に示せるような未来のビジョンなんてあんのかな。)

その点では、今までアメリカと仲良しこよしでよかったね、って感じだね。




以下、アメリカ本土での選挙当日の様子が比較的よく分かる映像です。
the REAL NEWSより。
(→視聴期間を過ぎたのか、アクセス不能になったみたいです。)

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