アジアはでっかい子宮だと思う。

~牧野佳奈子の人生日記~

非女子。

2012-09-11 | ~2012年たわごと
大抵家に引きこもりPCに向かっていると、たまーに外出する直前にハッとすることがある。

顔毛。

生まれた特に母親が「サルかと思った」というくらい、実はとても毛深い私。
高校生の時は、泳ぎに行く前に友だちや彼氏に背中の毛を剃ってもらっていた。
そしてカミソリで「し」とか「つ」とか簡単な文字を背中に書いて笑っていた。

その頃は自分の背中の毛を「たてがみ」と呼んでいたのだが、いつのまにかそれは薄くなって、今では少なくともカミソリ文字は書けない(と思う)。

だけど、顔の毛はどうやら薄くなる気配がない。


ウチの鏡は薄暗いところにあり、更に日中は日当りがよいので電気を付けずに着替えることが多い。
なので、パパパと顔を整えるくらいでは、毛に気づくことはまずない。よく見えないから。

だけどたまーに着替え時間に余裕がある時、ファンデーションをつける時に鏡を明るみに出すことがある。
すると…。

大学の頃、久しぶりに会った旧友に開口一番「かなこ、顔もじゃもじゃやで!」と言われたことを瞬時に思い出す。
「もじゃもじゃ」だったか「ふさふさ」だったかは覚えていないけれど。

あぁ!また(もじゃもじゃに)なってるっ!

と、それでハッとしてファンデーションの上から電気カミソリ機を当てる。
頬、鼻下、あご、…先日は、首の当たりまで大変なことになっているという事実に気づいてしまった。


まゆげも大変。

ハッと気づいた時には、大抵、森の中にいる毛虫みたいになっている。
つまり毛が長く、多い。しかもまゆげの位置じゃないところにまで飛火している。

ここ数年は、アイブローっていうんですか、人工まゆげを描いていない。
昔はせめてペンタイプのものを持っていたのに、それさえも、毛が多くて使い物にならない事実を認めてしまっている。

切ればいいんですけどね。

そうすると今度は人工度が上がって、下手にカタチづくると逆効果になるのです。


こんな具合だから、たまに南国の友だちから「You are beautiful」なんてメールでいわれると、内心思ってしまう。
…何が目的だ?

あぁ、なんて廃れたココロ。

だったらちゃんとお手入れしたらいいじゃないか、と思われるかもしれないが、これがまさにズボラというんですか、なかなか自己改革が進まない。(これでもハッとするようになった分だけ改善したのですが。)


そんな私も今年で33歳。

先月、いとこのお兄ちゃんから電話があった。
「かなちゃんのお父さんから電話があって、せっかく同じ東京にいるんだから食事でも連れてってやってくれって。今度どこか行こうか?」
…今年の盆は帰省しなかったから、父親がよほど私の生活を心配してくれてんだな、と思った。
が、実は、なんてことない「誰かイイ人を紹介してやってくれ」と、お兄ちゃんに見合いの斡旋を頼んでいたのだ。

結果、今月末に顔合わせをすることになりました。

ちなみに、お兄ちゃんの会社の人かと思ったら、大学時代の教授の紹介でお兄ちゃんも知らない人だという。
それって何? 本気の見合いじゃないのか???

…と、こんな内容を早速ブログに載せてネタにしている私。
アドレスは教えられない。
けれど名前を検索したら絶対に出てくる。


それでもいいと言ってくれる人が、世の中にどれくらいいるだろう。


人生はエンターテイメントだ。




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