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DAZN観戦 2023年J3リーグ第31節 松本山雅FCvsAC長野パルセイロ

2023-10-18 16:36:35 | サッカー視聴記(2023年その他)

<両軍スタメン>

  • 松本のホームだが、↓とは逆のコートで前半スタート。

信州ダービー・第2ラウンド。(天皇杯予選も入れれば3戦目ですが)
松本のホーム・サンプロアルウィンで開催されたこの試合も、観衆12,000超という前回とほぼ同じ数字を残し。

1戦目は10節で、その時に勝利したのは長野。
同時に首位に立ったのもあり、目の前が薔薇色に輝いた……というのは一時の安息であったか。
結果的にこの試合が絶頂となり、以降は坂道を転げるだけの歩みとなってしまいました。
そして監督交代も敢行され(シュタルフ悠紀氏→高木理己氏)、前回とは異なる体制で松本にぶつかる格好となり。

異なるクラブで、松本戦に挑む事となった高木監督。
ハイプレスを売りにしているとの事(放送席の談)で、ダービーマッチという環境も手伝い、球際でバチバチとやり合う入りが描かれます。
それでもその光景を彩っていた(?)、前監督・シュタルフ氏の怒号がもう無いとなると一抹の寂しさを感じてしまい。

しかしその均衡を破ったのは松本で、前半4分に菊井が左ポケットを突いてシュート。
ブロックに当たり右へと逸れてコーナーキックとなり、キッカー菊井のクロスを野々村がヘッドで合わせ。(枠外)
7分にも同じくCKから常田がヘディングシュート(枠外)と、早速多種多様なフィニッシュで脅かしに掛かります。

一方の長野は、マイボールになっての立ち回りが今一つ。
上記のような枠外シュートの結果、ゴールキックでのリスタートが膨れ上がりますが、そこで短く繋ぐ選択を取っていた前半戦。
しかしそのビルドアップはまるで冴えず、松本のプレッシングによる苦し紛れのパスがズレた所を奪われるシーンを量産してしまいます。
13分、ここはゴールキックからでは無いものの最終ラインからの組み立てで、杉井ミドルパス→山中ポストプレイで省略して前進に成功。
森川の右への展開から、音泉が右ポケットへと切り込んでシュート(常田がブロック)と、ようやく理想形の攻撃を見せ。
もう一つの理想形であるハイプレスも、敵陣でボール奪取してショートカウンター、というシーンは何度か見られたもののフィニッシュには繋げられず。

まるで前回の松本のビルドアップの問題が、時を経て自身に跳ね返って来たかのような試合展開。
何とか誤魔化しながら、音泉のドリブル突破を利用するなどして好機を作っていた長野。
しかし25分、敵陣への縦パスがズレたボールを、常田がダイレクトで縦パスを繋いで反転松本の攻撃というシーンが。(その後村越が遠目からシュートもジャストミートせず)
パスミスがあわよくば致命傷になりかねない雰囲気を生み出してしまうと、その後もそのパスのズレを解消できず。
そして松本の一方的な展開へと繋がってしまいます。
慌ただしい守備対応を強いられ、放たれるシュートはブロックで防ぐも、それがCKの量産を招き。
インプレーとセットプレーの双方で、ひたすら押し込まれてしまう長野。

攻めに攻める松本、前半のみで放ったシュートは14本。
しかし長野ディフェンスの粘りもあり、結局クロス攻勢の域を出ない攻撃へと持ち込まれ。
上げられるクロスをダイレクトで合わせてのシュートか、クリアボールをダイレクトで放つミドルシュートか、の二択となっていた感があり。
その結果枠外シュートのみが膨らんでいき、優勢の流れをモノに出来ません。

終盤の攻防を迎え、長野は42分、この日初めてゴールキックでGK金がロングフィードを選択。
落下点の森川の落としから好機が生まれ掛かるも、西村の右裏へのロングパスは長くなって繋がらず終わります。
一方攻め疲れが懸念される松本は、44分に右から前進の姿勢も取りやめ、中央~左ハーフレーンを使っての攻め。
山口が斜めの縦パスをエリア内へ入れると、菊井がスルーしたボールを奥で小松が抜け出して受け、その勢いのままシュートをゴールにねじ入れます。
しかしオフサイドを取られ、毛色の違う攻撃でゴールに辿り着くも無効となってしまい。

結局前半はスコアレスで終了。
建て直しが急務と思われた長野サイドも交代は行わず、そのままのメンバーで後半開始を迎えました。

しかし早々に左スローインを得ると奇襲を仕掛け、杉井は近くに投げ入れる素振りを長く続け、意識を振った隙に音泉がエリア内に入り込み。
そして杉井はすかさずそこに投げ込み、ほぼノーマークでジャンピングボレーの体勢に入った音泉でしたが、空振りしてしまうという残念な結果になります。

入りの段階で不意を突かれた格好となった松本。
後半2分、最終ラインから右での前進、藤谷が巧みな切り返しによる(ワイド→ハーフレーンへの)レーンチェンジで森川をかわしたのが効き。
そして菊井がクロスに辿り着き、ブロックされるも村越の繋ぎを受けて再度クロスを入れる菊井、ファーサイド奥に上がったボールを山口が脚で折り返し。
中央に小松が跳び込むその手前でGK金が触るも、こぼれ球を安永がダイレクトでシュート。
理想的な崩しだったものの、このフィニッシュも枠外に終わってしまい決められません。

長野も直後の3分、中盤で高橋のボール奪取から好機、三田のクロスがクリアされた後も敵陣右サイドでパスを繋ぎ続け。
そして奥へ切り込んだ音泉のグラウンダーでのクロスを森川が合わせ、ブロックに阻まれるも尚も繋がるパスワーク。
左から杉井クロス→中央で原田収めてポストプレイ→西村ミドルシュートと流れるように攻めましたが、これも常田のブロックに遭い先制ならず。
ディフェンスに遭ったのちも継続するという、波状攻撃の応酬を描きます。

長野は前半とは異なり、ゴールキックはロングフィードを第一とする振る舞いへと切り替え。
そしてそれは全て森川をターゲットとしたものと、理想とは外れたが故の苦しさを滲み出します。
山本大貴が故障離脱していた影響を感じさせるとともに、この日ベンチ入りしていた彼を何処で使うかがカギとなるのを予感させ。

一方、前半と同様にクロス攻勢を掛ける松本。
攻撃の軸となる山口・菊井が中を意識させつつ、山本龍が左奥を取ってクロスを入れるパターン。
そしてそれがファーに上がり、折り返すというシーンが目立つも崩しきるには至りません。

長野も19分に自陣からショートパスでのビルドアップを成功させ、左奥から杉井マイナスのクロス→ニアで山中ポストプレイ→森川ダイレクトでシュート(ブロック)とフィニッシュに繋げ。
すると直後の20分に再びゴールキックで短く繋ぐGK金。
やはり繋ぐ意識は、勇気だけでは無く成功体験も下地としなければ貫くのは難しい、といった流れでしょうか。
結局ここからの攻めは、左サイドでスルーパスの連続で素早くエリア内を突いたもののシュートは放てず。

しかし22分の松本、浮き球を米原が落とし、菊井が前を向いて拾ってドリブルに入りバイタル中央を突き。
ミドルシュートと見せかけて左ポケットへパスを送ると、受けた山口のシュートがGK金の右を破りますが、その後ろで高橋がブロックして防ぐ長野。
跳ね返りを拾った山口の再度のシュートも西村がブロックしますが、その後右CKを得た松本の好機は続き。
今度は小松のヘディングシュートがゴール右を襲いましたが、これもゴールライン寸前で大野が脚でブロックと、失点危機を凌ぎ続けます。

その後長野が交代準備、山本大の投入を図ったものの、長野サイドの反則で止まったかに思えた試合は素早い再開(と主審の判断)により認められず。
そして松本がCKに持ち込んだ(25分)事で再度見送られる交代。
そしてクリアののちに、エリア内で痛み倒れ込んだ池ヶ谷により試合が止まった所でようやく交代が認められました。
高橋→山本大へと交代した長野(杉井が3バックの左に入り、森川が左ウイングバック・山中が左シャドーへシフト)、同時に松本も村越→野澤へと交代。

しかしこの主審の判断により、松本のアタッキングサード付近でのドロップボールから再開となるイレギュラーに。
落とされたボールを菊井がダイレクトでエリア内に上げ、跳ね返りをさらに常田がエリア内へ放り込むもクリアし、何とか事故は防ぐ長野。

前半で8本ものCKがあった松本、後半もその流れは変わらず31分の時点で6本。
しかし後半は長野サイドもCKを得れるようになり、31分に3本目のCKから、クロスの跳ね返りを拾った山中がシュート。(枠外)
一方的な展開から持ち直し、しっかり守った末の一矢を放つ展開を作った長野。

それでも双方膨らむセットプレー故に、「今そこにある危機」という流れは不変であり。
32分に中盤での(大野の)反則により松本のFKとなり(蹴る前に長野は音泉→船橋へと交代)、菊井はほぼ中央へとロビングを送り。
そして常田が前へと落とした所に野澤が走り込む決定機となり、合わせてシュートするもGK金がこれをビッグセーブ。
またも寸での所で凌いだ長野、ここからカウンターに持ち込んだもののシュートは撃てずに終わり。

切り札としての活躍が見込まれた山本大ですが、中々決定的な仕事をする局面には持ち込めず。
ターゲット役としても攻撃を繋げられずと、復帰して2試合目では難しい状態だったでしょうか。

そして36分松本ベンチが動き、山本龍・山口→下川・渡邉へと2枚替え。
これにより小松・渡邉を2トップとした4-4-2となり、菊井が左サイドハーフに回ります。

その左に回った菊井、37分には敵陣でパスカットすると、そのままロングシュートを狙いましたが惜しくもゴール左へ外れ。
しかし直後の38分の長野の攻撃、ディフェンスに入ったものの、クロスの跳ね返りを拾った船橋を倒してしまい反則。
これでエリアからすぐ手前(右ハーフレーン)という位置で直接FKを与えてしまう事に。
攻守双方で試合を左右しかねない動きをしてしまった菊井でしたが、ここはキッカー船橋の直接シュートは壁を直撃。
その後のCKも、サインプレーでの大野のシュートも決まらずと、折角のセットプレーから決められない長野。

そして直後に試合は動きます。
決まるのは敵陣でのセットプレーか、あるいは流れの中での攻撃かという所で、そのどちらでも無い自陣からのFKであり。
松本がGK村山の放り込みを選択し、中央で渡邊がフリックしたボールがエリア内へ落ち。
そして野澤が入れ替わって前を向きそのままシュート体勢に入ると、前に出て来たGK金の上を抜くループシュートを選択。
ゴールへと吸い込まれ、41分という終盤でとうとう値千金の先制点が生まれました。

後は決死の守備を見せるのみ、という松本。
それが空回りしたかのように、43分に米原がアフターチャージで反則・警告を受ける場面もありましたが、すかさずその米原を退かせ。(住田と交代・同時に藤谷→橋内へと交代)
3バックへと変更し、守備固めの体勢に入ります。(前線は2トップのままか、渡邉1トップの3-4-2-1か区別し辛い)
同時に長野も杉井・西村・山中→小西・加藤・宮坂へと3枚替えを敢行し、最終局面を迎え。

長野は4-4-2へとシフトし、原田が左SH・森川がFWへと回り。
突入したアディショナルタイムでも、加藤を軸としたポゼッションスタイルでの攻めを選択したのは、やはり山本大のコンディションの問題だったでしょうか。
その加藤のロングパスを左サイド奥で受けた小西から、上がったクロスを合わせた山本大でしたが、枠外に終わり決められず。

結局目安が6分あったATも、松本の執拗に右奥に切り込む姿勢に難儀する長野。
時間を使われた末に、試合終了の時が訪れ。
リベンジを果たして歓喜に沸いた松本ですが、本当の喜びの瞬間(J2昇格)を迎えるにはまだこれからという状況。
それでも弾みを付ける切欠は得て、後は前向きに残り試合に挑みたい所でしょう。

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