お仕事をされていて家庭をもっている女性はみんなそうだと思うのですが
私も日ごろ、仕事をしながら家のこともしなくてはならない毎日ですので
何もしなくていいという時間は一切ありませんし、することがない、なんていうこともありません。
ですから たまには、自分をリセットする時間も必要と感じています。
このGW休みは3泊ほど長野の白骨温泉に宿をとりまして久しぶりに何もしない贅沢をさせていただきました。
白骨温泉は松本インターから47キロ。思っていた以上に山深いところにあります。
上高地の手前、山を越えてその奥の谷間にあります。温泉の歴史は鎌倉時代までさかのぼるようです。
こちらは、宿の露天風呂。何度入ったか覚えていないほど入りました。
白骨はもともとは湯船が白い船のように見えたので白船といっていたんだそうです。
露天風呂の入り口には、よく変わる山の天候を考えて傘がおいてあります。
温泉が流れ出てくる口の上には必ず、枡がおいてあってお風呂に入っていながら飲泉ができるようになっています。
もちろん飲んでみましたが、ちょっと硫黄くさく、ちょっぴりしょっぱいような味でした。
自然エネルギーを利用するにはマナーも大事。自然との共存です。
朝食には温泉粥もいただきました。体の芯から温泉三昧。
着いた翌日は、天気は悪くなかったけれど疲れていてどこへも出かける気がしなかったということと
その翌日は雨がひどかったので出かけてもしょうがないので
まる2日間、温泉に浸り、好きなだけ寝て、ごはんをいただくだけの生活でした。
遠くの山を時折眺めながら、くうねるおんせん、といったところでしょうか。
なんとも贅沢な時間を過ごしました。写真は部屋からの景色です。
山の景色はどんどん変わってゆきます。雲が流れています。
一日、昼食をとりに近くにあった一軒の食堂に歩いて出かけました。
食堂の暖は薪ストーブでした。
山の奥ですから暖房エネルギーは薪。外にたくさん備蓄してありました。
それから食事に出かけたついでに食堂のすぐ前にあった公共露天風呂に入ってみました。
川底に温泉は湧いていて露天風呂もあるため、この階段を下りてゆきました。
温泉だって自然エネルギーの利用です。自然エネルギー式給湯設備。
それも源泉かけ流し。あ~贅沢です。豊かというのはこうゆうことを言うのではないでしょうか。
写真は、渓流沿いの露天風呂です。
木々の芽吹きも桜の開花もまだのよう、
山の北側斜面にはまだまだ雪が残っていました。芽吹きの時期にいつかまた訪れてみたいと思いました。
posted by y.nose